らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

駄文

暗黒大陸から来た男との対決

「あいつとやるか」 その言葉を待ってたのだ! あいつとは、他のジムからきている元アフリカ大陸のアマチュアチャンピオン、もちろん黒人。 やるとはもちろん、スパーリングである。 前日、元WBAライト・フライ級チャンピオンの山口圭司とスパーリングを…

輝く瞬間

毎日、あきもせず殴りあってた。 別に憎い相手ではない。 むしろ仲間とも言うべき友人とだ。 もちろんケンカではない。 ボクシングの実戦練習スパーリングである。 それは時にプロテストの為であったり、試合の為であったりした。 まぁ、それは世間みたいな…

ラブレターの返事の返事に拘わる思い出

彼女に対しては一目ぼれだった。 純情だった俺は、ほとんど声をかける事もなく、遠くから彼女を見つめているだけだった。 彼女を見るために学校に通っていたようなもんだし、小、中、高と学校に通って休みが嫌だったのはこ の頃だけだ。 クラスが変わっても…

O君へのラブレターと俺のざんげ

まさかこいつがラブレターなんて貰うなんて思っても見なかった。 こいつとは俺の友人のO君だが、別に不細工ではないのだが、いかんせん暗く、女の子には不人気だっ た。 正直、<何でこいつが>と思ったもんである。 でも内容を読んでみるとクラスの女の子…

あるバカの幸せについての意見

僕は、これまで人生の中で、 <僕は幸せなんだ> なんて、心の底から思ったことはない。 多分ほとんどの人もそうだろうけどね。 だいたいそんな事思える心を持ってる奴は、本当に幸せなんだと思う。 でもこんな僕だって、 <あの頃は幸せだったな> て思うこ…

世紀末古本屋革命と僕の気持ち

古い古本屋に入ると、独特のにおいがする。 暗くてじめじめして大抵は、爺さんか婆さんが座っている。 子供の頃から古本屋に通いつめていた。 今思い返すとあの頃本棚にあったマンガ達は、今じゃあ高値で取引されている。 それで金儲けがしたいんじゃないけ…

探偵Kの仕事  完結編

「やばい、社長(おっさん)にイヤミ言われちまう!」 あせってうろちょろしていたら車をみつけた。 車は、ゲームセンターの前に止まっていた。 少し離れた位置にバイクを置き、ライトで、カメラを隠して、ターゲットが出てくるのを待ち続ける。 通りすがり…

探偵Kの仕事

いつだってあの社長(おっさん)の仕事はよくわからない。 今日だっていきなり電話で呼び出して 「こいつの写真を撮って来い」 なんて一言で言って、依頼内容も言ってくれない。 逆らっても仕方ないので、スゴスゴと、現場に向かうのだが、思い出すと腹が立…

ゴールデンウィークの代休で大阪へ

休みの六日間は実家に帰ってました。 大阪に帰っていつもすることは、グリーンツダの仲間たちと会って旧交を温めること、それと、知り合い のジムに遊びに行く事ですな。 今回は、ツダジムの先輩が会長を勤める仲里ATUMIジム、井岡ジム、友達がトレーナ…