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粟生、三階級制覇挑戦決定



粟生3階級制覇挑戦!“世紀の対決”前日5・1ベガスで 

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満を持して3階級制覇に向かう。ボクシングの米興行大手トップランク社は30日、元世界2階級王者の粟生隆寛(30=帝拳)が5月1日、米ネバダ州ラスベガスで、WBO世界ライト級王座決定戦で同級5位のレイムンド・ベルトラン(33=メキシコ)と対戦すると公式サイトで発表した。
 粟生はWBC世界フェザー級、同スーパーフェザー級を制したが、12年10月27日にガマリエル・ディアス(34=メキシコ)に判定で敗れてスーパーフェザー級王座の4度目の防衛に失敗。今回は約2年半ぶりの世界戦で3階級制覇を懸けて臨むことになった。既に都内のジムで世界戦へ向けての練習を開始。試合はマニー・パッキャオ(フィリピン)―フロイド・メイウェザー(米国)の「世紀の対決」の前日に同じ米ラスベガスで行われる。対戦相手のベルトランはパッキャオの元スパーリングパートナーだけに、この一戦も注目を集めそうだ。

 粟生選手の3階級制覇戦が決まりました。
 帝拳に行った時帰りのエレベーターで一緒だったんで少しだけ話しましたが感じの良い好青年でした(笑)
 では、対戦相手の紹介を。

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             レイムンド・ベルトラン(メキシコ)
              37戦 29勝(17KO) 7敗 1分
 判定勝ちでデビュー後、3戦目に判定負け、すぐ再起するが7戦目にTKO負け。
 12戦目にWBCのFECARなるタイトルのフェザー級王座を決定戦で獲得。
 19戦目に判定負けを喫するも25戦目にWBAアメリカ大陸王座のスーパーフェザーを決定戦で獲得。
 しかし26戦目にWBAフェデ・ラテンタイトル、ライト級王者に挑戦するも4回TKO負けで獲得ならず。
 しかし28戦目にUSBA全米ライト級王者決定戦に出場し勝利。
 だが、29戦目にはNABO北米ライト級王座決定戦に出場するも判定負けを喫し王座獲得ならず…
 31戦目にはWBA,フェデ・ラテン、NABA北米ライト級王座決定戦を行うも判定負け。
 33戦目にNABFライト級王者に挑戦に挑戦し判定勝ちでおうざ獲得。
 35戦目にWBOライト級王者リッキー・バーンズに挑戦、相手の顎を割り、ダウンを奪うなど優勢に試合を進めるも引き分けに…
 この判定は物議をかもした。
 再起戦でNABO北米タイトルを決定戦で獲得。
 WBOライト級王座がテレンス・クロフォードに変わり、クロフォードに挑戦するも判定負けで王座獲得ならず…
 粟生とのタイトルマッチが再起戦となる。

 こうやって戦績を書くと、思うのが地域タイトルの決定戦の多さにあきれますな…
 こんなにたくさんタイトルを獲得してるのに王者に挑戦して獲得したタイトルは一つだけでした。
 今回の粟生選手の三階級目が王座決定戦という事で批判も少しは有ると思うんですがボクシング界自体がそのようなシステムになってきてるようですな…
 そういう意味で決定戦の少ない日本タイトルは地域タイトルしてはかなり信用のおけるタイトルなんだと改めて思いました。