山口賢一 23日に敵地メキシコでWBO王座挑戦
ボクシングのバンタム級元日本ランカー、山口賢一(31)が世界ボクシング機構(WBO)フェザー級王座に挑戦することが決まったと14日、山口陣営が大阪市内で発表した。23日に敵地メキシコでチャンピオンのオルランド・サリドに挑む。
同級12位の山口は一昨年5月、日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出し、海外で活動している。急きょ決まった試合へ向け「準備はしていた。スピードを生かす」などと抱負を話した。WBOはJBC非公認団体。
これはすごいことですな!
大昔にはそれで世界ランカーになった人もおったみたいやしな。
でも世界タイトル挑戦まで行く人はおったんかな?
ただ、世界タイトルっていうのは実力だけではなくマッチメイクの難しさもある。
山口選手には強力なブレーンがおるんやろうか?
それにしてもすごい!
では山口選手の紹介を。
山口賢一
元大阪帝拳所属の日本、東洋7位のランカー。
JBCに引退届けを出し、日本未公認の団体WBOのアジアチャンピオンとなる。
戦績 20戦 16勝(4KO) 1敗 2分 1NC
Sフライ級でデビューするも引き分け、階級をバンタム、Sバンタムに上げてから本領を発揮する。
順調に試合で勝利して行き、日本、東洋ともに7位まで上るがタイトルマッチ挑戦がうまくいかないの
届けを提出しタイトルマッチに出場。
この試合の入場時は忍者スタイルで入場というパフォーマンスを披露した模様。
これって漫画「天上天下唯我独尊」の中のエピソードの真似ですな(笑)
しかしこの試合はダウンを奪いながらも、足を滑らせタ所にパンチが当たりスリップ気味のダウン。
立ち上がったもののレフェリーに強引にストップされ、1ラウンドTKO負けとなる。
ファイティング原田の時代からオーストラリアの地元ひいきは強引かつ露骨ですな・・・
注 ジョニー・ファメッションとの3階級制覇をかけたタイトルマッチで3回もダウンさせた挙句相手
を半ば失神状態にさせたがレフェリーが強引に立たせて試合をさせ判定までいかせ結果はドロー
これに抗議した陣営だったが再戦はかなわず、一階級下げてのWBOアジア太平洋暫定Sバンタム級タ
イトル決定戦に出場、ロベルト・レリオに判定勝ちし晴れてベルトを巻くと同時に世界ランキング入りを
果たす。
フェルナンド・モンティエルが来日したときに英語で書いた挑戦状を渡したがファンと勘違いされサイ
ンを渡されるというエピソードがあったらしい(笑)
まぁメキシカンは英語出来ん奴多いからなぁ~
これは試合感覚を開けたくないのでJBC認可以外で試合をするにはこういう手しかなかったんやろう
な。
世界タイトル挑戦が実って本当に頑張ってきた甲斐があるな。
日本人初のWBOチャンピオン、誕生に期待します。