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ボクシングの事書いてます

ボクシングマガジン 1972年 9月号

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 今回は、ボクシングマガジンの1972年(昭和47年)9月号を紹介します。

 表紙はジュニア・ミドル級(現Sウェルター)王者、輪島功一

 ピンナップは中古のやからないですが、龍反町(当時の東洋チャンピオン)だったもよう。

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 カラーページはピンナップの龍反町と岡部進を特集。

 この二人は世界戦を控えてる状態だった。

 岡部はWBC,Jライト級でリカルド・アルレドンドに挑戦予定、龍は輪島に。
 
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 白黒のグラビアピージは、世界王座から滑落して二ヵ月後にハワイで再起を果たした柴田国明

 再起戦を海外、しかも現役世界ランカー(フェザー級8位)と戦っている、今では考えられない再起や

な。

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 そして、花形会長の敗戦が!

 これは日本タイトルの5度目の防衛戦、大場に挑戦して負けてから再起2戦目の試合だった・・・

 このタイトルは再戦で奪い返すのだが、花形会長にしたら痛い1敗やったやろうな。

 相手の幅 修はこれが41戦目のベテラン。

 花形会長にタイトルを奪い返された後、勝ったり負けたりを繰り返し次第に負けが込んできて52戦目

に敗北しグローブをつるしたもよう。

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 復帰後のアリのノンタイトル戦。

 フレジャーに負けた試合から7戦目、いくら人気のアリでもタイトルマッチをするにはノンタイトル

繰り返しチャンスを待たなければならなかったのだ。

 目標であるフレジャーがフォアマンに破れそのフォアマンに挑戦してキンシャサの奇跡が起こるのはま

だ先の話ですな。

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 目次

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 大場VSアモレスについての解説。

 技術的なことに踏み込んで書いてるわけではないな。

 帝拳のチームワークの良さと大場の自己管理の素晴らしさ、バンタム級転向についてかかれていてる。

 ルーベン・オリバレスに挑戦の話もあったらしいなぁ~(当時はSフライ級はない)

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 WBAランキング

 ミゲル・カントがフライ級にランクしてるけど大場が亡くなってなかっても階級あげてる可能性がある

から対戦はなかったんちゃうかな?

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WBCランキング

 フライ級に大場の名前が!

 当時は他団体の王者もランキングに入れてたんやな~

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 日本ランキング、バンタム級のランカー全員が写真入りで紹介されてる(残りは次のページでした)

 このチャンピオン、内山真太郎は世界タイトルを取る前のアルフォンソ・サモラと試合をしてる。

 当時のサモラはKOを量産してた化け物! 

 カルロス・サラテとのコンビ、Zボーイズは有名ですな。 

 サモラはオリンピック銀メダリストでもあるんでそんなエリートの怪物とノンタイトルの試合させてた

昔の日本ボクシング界はすごいなぁ・・・

 あっ!現代でもバレロと戦った坂東がいますな。

 失礼しましたぁ~
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