オイラとオルランド・カニザレス
バンタム級といえばあしたのジョーの矢吹丈の階級で(ついでにリングにかけろの高嶺竜児も)日本人世界王者の中でNO1と評価されてるファイティング原田、日本ボクシング界最大のカリスマ、辰吉丈一郎もバンタム級、最近の実力者王者長谷川穂積、山中慎介もバンタム級。
名前の由来は軍鶏。
ミニマム=最小、フライ=蠅、、フェザー=羽、ライト=軽い、ミドル=真ん中、とウェルター以外の階級のネーミングはなんかあんまり格好良くない印象(笑)
バンタムという響きも人気の要因かも。
オスカーデラ・ホーヤだってスペイン語読みだとオスカルですが日本のボクシング誌でオスカル・デラ・ホーヤの表記は見たことないですから。
その後はメジャータイトルにはとうとう縁がなくマイナータイトルの世界戦で日本で試合したりジュニア・ジョーンズとマイナータイトルを争ってと負けたりと微妙なキャリアを積みました。
統一戦もしてないしね。
でも、実力はピカイチです。
自分はスパーリングをしてもらいました。
まぁ全然、パンチ当らなかったですが(笑)
自分はフライ級でデビューしてそれほどきつくないけどSフライ級にあげた水増しSフライでしたがその自分と体格はあまり変わりませんでした。
だからSバンタム(バスケス)とかフェザー(ジュニア・ジョーンズ)では体格的に不利だったんでしょうね、元々フライ級上がりだったみたいですし。
ただ、自分は日本から12オンスのメキシコ製スパーリンググローブを持って行ってたのでそれを使ってたら
「グローブが小さい」
とクレームをつけて来てジェシー・リードにグローブを変えさせられました…
「グローブちっさいけど俺のパンチほとんどあたってないやん!」
ッテ思いましたがまぁ少しは当ったんでムカついたのかもしれません…
ちなみに冬村さん、アメリカでずっとボクシングを続けていたようですがタイトルに絡むような選手にはなれませんでした…
でも、自分は冬村さんともスパーしたんですがカニザレス以上にパンチが当たらなく正直、まともにパンチを当てることが最後までできませんでした…
ロスキャンプに来ていた薬師寺保栄さんと冬村さんの試合を観ていたんですがなんと4回戦で冬村さんは判定負けを喫してしまう…
正直、日本の4回戦で冬村さんにパンチ当てれるレベルなんて天才とか以外では絶対いないと断言しますよ。
薬師寺さんに、
「冬村さん、日本でやってたら日本チャンピオンぐらいなれますよね!」
って言ったら
「日本チャンピオンはわからないけど現時点で日本ランカークラスの力を持ってることは確か」
と言ってました。
ちなみに薬師寺さんと冬村さんは同じ年で多分高校のアマの頃からの知り合いだと思います。
冬村さんはアメリカで一旗揚げる夢を抱いて海を渡って成功はしませんでしたがもし、日本でやってたら名を残してたんだろうなぁ~~って今でも思い出したら考えます。
ちなみに西島洋介山の取材に来たテレビ番組に出たくないのに勝手に映されてテレビに出てたらしいです、自分は見てないんで確認してません。
冬村さんはスパンキーKと仲良くって一緒にトレーニングしてました。
まぁ自分はスパンキーKに挨拶(会釈)したら無視されましたが…
なんかカニザレスの話からだいぶ脱線しちゃいました(笑)
ちなみに当時は今みたいにSNSとかなかったんで人とそれほど写真撮らなかったんで冬村さんの写真はないです・・・