井上、Ｓフライ！減量「限界」フライ転向やめて年内飛び級示唆

８キロ超の減量の影響で３回途中に左太ももがつり、苦戦した。所属ジムの大橋秀行会長（４９）は「減量が限界に近い。１つ上のフライ級どころか、一気にスーパーフライ級に上げることも考えないと」と話した。
　ライトフライ級（４８・９キロ以下）からスーパーフライ級（５２・１キロ以下）へ―。減量幅は５キロになり、負担を軽減できる。まだ２０歳で体が成長過程にあり、元ＷＢＡ世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏（５８）が持つ１３度連続世界王座防衛の日本記録更新を狙うなら、現実的な話になる。井上は「のびのびとできるのはスーパーフライ級。階級を１つ飛ばしても自信はある」と前向き。大橋会長は「本来のパンチの切れやスピードを生かせる」と語り、次戦でスーパーフライ級での世界戦に臨めるかどうか情勢も見て、慎重に見極める

　井上選手、Ｌフライ級では防衛せずにフライ、もしくはＳフライに上げるかもしれないという話ですな。

　まぁ日本のジムは無理な減量を選手に強いる悪習が昔からある。

　ある程度の減量はパンチのキレやフットワークの軽さに影響を良い意味で与えるから良いと思うのだが、無理な減量で動きが悪くなったらどうしようもない。

　今回井上選手は足をつったみたいですな。

　まぁ現在はベルトの価値も昔ほどではないのでいわゆる虎の子のベルトは奪われるまでは絶対に返上させないという感じではなくなってしまったし、無理にやるよりも上げた方が良いでしょう。

　フライ級、もしくは飛び級でのスーパーフライ級への転向を視野に入れてるという事ですが、階級制覇を考えるといきなりＳフライはもったいない気もしますが井上選手はそういう数字とか記録とかは意識していない模様。

　ただやっぱりマニアとしてはとれるものは取っておいてほしいなぁ～とか思っちゃいますが。

　まぁそう簡単なモノじゃないかもしれんけどこの間の強さ見たら獲れるでしょって思ってしまう。　

　パッキャオはフライからいきなりスーパーバンタムと３階級の飛び級をしたけどまぁＳフライ、バンタムでやってたらしんどくて世界タイトルどころじゃなくそのままつぶれてたかもしれんけどな。

　でもパッキャオはフェザーで当時フェザー級最強と言われたバレラを破り、マルケスとドローとフェザーでの強さを示しはしたけどフェザー級ではタイトルは獲ってない。

　Ｓライト級でも当時Ｓライト級じゃ最強と思われるリッキー・ハットンを完膚なきまでに倒してるけどその時ハットンはメジャータイトルを持ってなかったのでＳライト級も制覇したカウントに正式には入れられてないのだ。

　だからパッキャオは公式にはフライ、Ｓバンタム、Ｓフェザー、ライト、ウェルター、Ｓウェルターの６階級制覇王者である。

　飛ばしたＳフライとバンタムはカウントしたらアカンけどフェザーとＳライトは実質獲ってると言ってもえぇぐらいなのでパッキャオは８階級制覇のような言い方がされるのだ。

　井上がフライを飛び越してＳフライでやってその後バンタム級に上げたとしたらフライ獲ってれば４階級制覇になったのになぁ～なんて言われそう…（亀１はＳフライ級にも落とすようですが）

　まぁきつすぎるとそんなことも言えないけど。（だからパッキャオは３階級上げた）

　ただ、フライ級を飛ばすという事はロマゴンとの対決が無くなる可能性もある…

　ロマゴンがＳフライやバンタムまで上げてくるのは今のところあんまり話題になってないような気がする（あったとしたらすいません）。

　でもＳフライに上げることで一つ大きなメリットがオイラの中である。

　井岡一翔との対決がよりリアリティが出てくるという事。

　オイラ、井上がＬフライでもたもたしてるうちに一翔がＳフライ、バンタムに上げて引退していくことを危惧したのだ。

　まぁそういう階級とタイミングが合わなくて実現しなかったスーパーファイトは多いと思う。

　それが井上がＳフライに上げることで一翔が戦う階級と井上が戦う階級が同じになるのだ！

　これで対決をあおらなければマスコミの存在価値はないやろ～～～

　ということで井上のＳフライ級転向オイラは大歓迎！

　この二人が対決して勝った方がＳフライに上げてくるロマゴンとの対決と言うのも面白みがあってえぇかもなぁ～～～

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