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センサク・ムアンスリン

 
ロマチェンコの三戦目の世界タイトル獲得でタイ記録としてこのセンサクの記録が注目されたと思うんで紹介します。
 
 
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                         センサク・ムアンスリン(タイ)
                 元WBCスーパーライト級王者(故人)
              戦績 20戦 14勝(11KO) 6敗
 
 ボクシングをやる前はタイ人の多くのボクサー同様ムエタイを、ルンピニースタジアムスーパーライト級王座を獲得。
 アマチュアボクシングでは東南アジアの大会で金メダルを獲得。
 
 デビュー戦で世界ランキング6位の選手を1ラウンドKO。
 2戦目では日本のライオン古山を7ラウンドKO。
 3戦目でWBCスーパーライト級王者ペリコ・フェルナンデスを8ラウンドに倒して王座獲得。
 
 これだけ見てもロマチェンコとは格が違う(笑)
 ノンタイトルでフィリピン人を倒した後、初防衛戦で2戦目に戦ったライオン古山と再戦し判定でV1。
 V2戦でスペインのミゲル・ベラスケスと対戦、ダウンを奪い有利に試合を進めるがラッシュ時に終了ゴングが鳴りそのまま打ち続け相手を倒してしまい反則負けで王座滑落。
 WBCがリマッチを承認してスペインで再戦、2ラウンドで勝利し王座奪還。
 V1戦はアメリカ人、モンロー・ブルックスを最終ラウンドにTKOで下す。
 V2戦はライト級王座滑落後のガッツ石松
 ガッツを6ラウンドTKOで下し二度目の防衛。、
 最初に王座を奪ったベリコ・フェルナンデスと再戦、判定勝ちで返り討ちにしてV3。
 アメリカ人、マイク・エベレットを6ラウンドTKOで破りV4。
 後の同級王者ソウル・マンビーを判定に下しV5。
 フランス人、ジョー・キンプアニを14ラウンドTKOで下し、V6。
 ベネゼエラ人、フランシスコ・モレノを13ラウンドTKOで仕留めV7。
 韓国人、金相賢に13ラウンドKOで敗れ王座滑落・・・
 再起戦でフィリピン人デン・デグスマンに判定で敗れ連敗…
 世界王者になる前、売りだし中だったトーマス・ハーンズに3ラウンドTKOで敗れン連敗。
 フィリピン人、マイク・デグスマンを5ラウンドTKOで破り久々に勝利を。
 しかし、スペイン人アンドニ・アマナ、韓国人、黄忠載に判定で敗れグローブを置くのであった…
 
 晩年はお金にも困って健康も害していたらしく失明状態だったと聞いたことがあります。
 センサクを良く知る人の友人から聞いた話ですが、本当にセンサクは子供のような人で無垢と言えば聞こえは良いけど幼稚な人やったみたいで人に騙されたりとかしてたみたい…
 でもそういう人って周りから結構愛されたりするんやよなぁ。
 まぁオイラは観てるだけで良いけど(笑)
 
 ボクサーとしてはまさに天才だったと思いますが、デタラメな人なんでちゃんと練習しなかったり体調管理もいい加減だったんでしょうな(笑)
 まぁ天才って変な人ばっかりですから…