八重樫、２階級制覇へ“手の内隠し”

プロボクシング・ＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ（８日、東京・両国国技館）挑戦者の八重樫が公開練習で手の内を隠した。王者の帝拳陣営が見守る中、マスボクシングやミット打ちなどを披露しただけ。大橋秀行会長は「もうスパーリングを打ち上げているから」と説明した。アマ時代に４連敗した五十嵐戦を含めボクサー人生でサウスポーに５戦５敗。苦手を克服するため、自己最多２００ラウンドのスパーリングを消化した。２階級制覇を狙う八重樫は「調整は順調。今まで勝ってなかった人間に勝つことにこだわる」と意気込んだ。（横浜市）

　　オイラは八重樫選手の方が五十嵐選手よりも好きなんで今回は八重樫選手応援です。

　でもアマで４戦全敗、おまけにプロではミニマム級とフライ級という二階級違う所を主戦場としていた二人。

　五十嵐選手有利という予想は当然と言えば当然ですな。

　でも人気は八重樫選手の方があるのだ。

　どうにか予想を覆してほしいですなぁ～

ディアス、三浦との初防衛戦へ練習公開

　プロボクシングのトリプル世界戦（８日、両国国技館）に臨むＷＢＣ世界Ｓフェザー級王者ガマリエル・ディアス（３２）＝メキシコ＝が３日、東京都内の帝拳ジムで、同級１０位の三浦隆司（２８）＝帝拳＝との初防衛戦へ向けた練習を公開した。

　１日に来日した王者はスパーリングを行わず、縄跳び、ミット打ちなどで軽めの調整。「状態はパーフェクト」と余裕の表情だ。挑戦を受ける三浦については「パワフルな選手で、死に物狂いで来るが、最後に私の手が上がる」と初防衛に自信を見せた。

　今回のタイトルマッチでは何かと話題が少ないスーパーフェザー級タイトルマッチ。

　でもこの試合は粟生選手からベルトを獲って行ったガマリエル・ディアスＶＳ日本人の三浦選手なんで純粋に三浦選手を応援できそうですわ。

　内山選手に敗れはしたもののダウンを奪ったメガトンパンチで粟生選手の仇を売ってほしいモンですな。

３５歳ツニャカオ「必ずベルト取る」

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）トリプル世界戦（８日・両国国技館）でＷＢＣ世界バンタム級王者・山中慎介（帝拳）に挑戦するマルコム・ツニャカオ（真正）が４日、練習を公開。減量は順調で、スパーリングは行わずミット打ちやシャドーボクシングで軽快な動きを披露した。２００１年にＷＢＣ世界フライ級王座を失ってから１２年。３５歳のフィリピン人は待ち望んだ世界挑戦に「長かったが、ずっと王者になる気持ちでやってきた。コンディションは万全。必ずベルトを取る」と力強く話した。

　山中選手には悪いですがツニャカオ応援させてもらいます！

王者山中　村田の手本に！応援予定金メダリストにプロ魂見せる

王者・山中がロンドン五輪金メダリスト・村田からのメールを見せる

　◇プロボクシング　ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ１２回戦　王者・山中慎介―マルコム・ツニャカオ（２０１３年４月８日　両国国技館）

　トリプル世界戦の予備検診が５日、都内で行われ、３度目の防衛戦に臨むＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介（３０＝帝拳）はロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太（２７）から激励メールが届いたことを明かした。村田は南京都高の３年後輩で、試合当日も応援に駆けつけることを約束。山中はプロの先輩として手本を示す覚悟だ。

　山中のスマホに村田からメールが届いたのは４日夜のこと。村田は「減量大変な中メッセージすみません」と丁寧に前置きした上で「試合、応援に行かせていただきますので、よろしくお願いします」「いつの間にか先輩のニックネームが神の左になっていますが、リアルにスロー再生で見て勉強させていただいております」「最高の状態と伺っておりますので、試合が更に楽しみです」と伝えてきた。

　山中は「気合が入りました」と後輩からの激励メールを喜んだ。３学年違いの後輩とは一緒に練習したわけではないが、同じ武元前川（たけもと・まえかわ）監督（故人）にボクシングの基礎を学んだ。昨夏のロンドン五輪前に日本代表が帝拳ジムに出稽古に来た時には、既に世界王者だった山中がエールを送った。その後、村田は日本人として４８年ぶりの金メダル獲得の快挙を達成。そんな頼もしい後輩を「知名度で負けているので、少しでも追いついて、追い越せるようにしたい」と引き立てた。

　予備検診では対戦発表会見以来、２カ月半ぶりに元ＷＢＣ世界フライ級王者のツニャカオと顔を合わせ「体調は良さそう」と警戒した。初防衛戦から３戦連続で元世界王者と拳を交える厳しい戦いだが、金メダリストの応援は心強い限りだ。村田は勤務先の東洋大を３月末で退職し、近くプロ転向を正式表明する予定だ。「先輩として、いい試合を見せられるようにしたい」。後輩に下手な試合は見せられない。ただ勝つだけでなく、プロの手本となる試合内容を追求していく。