らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

内山、田口の世界戦結果


内山高志リベンジならず、コラレスに1-2判定負け

  
イメージ 1

WBA世界フェザー級スーパー王座戦が31日、大田区総合体育館「THE BEST OF BEST」のメインイベントで行われ、前王者で挑戦者2位の内山高志(ワタナベ)は王者ジェルレス・コラレスパナマ)に1-2判定負け。スコアは117-110、115-112でコラレス、114-113で内山。
 4月にスーパー王者の内山を2回TKOで沈めたコラレスと、V12を阻まれた内山のダイレクトリマッチ。前回の反省を生かしてガードを高く上げる内山に対し、コラレスは今回も左右のフックを思い切って打ち込んだ。スイッチしながら打つのも前回と同じ。内山がパンチを外すと場内から歓声が沸き起こった。
 2回に入ると、コラレスはひきつけてカウンターを狙ったり、いきなり打ち込んでみたりと老獪なところを見せる。低い姿勢でスピードがある上にスイッチを繰り返すなど変則ぶりは相変わらずだ。内山は攻撃をはぐらかされ、逆にコラレスのコンビネーションを必死に防ぐ姿が目を引いた。
 5回に内山はコラレスからダウンを奪うが、これはスリップのようにもみえ、コラレスにダメージはなし。中盤もコラレスのペースで試合は進んだ。コラレスは内山のパンチを警戒し、ニックネームのインビシブレ(見えない)の本領を存分に発揮し始めた。
 劣勢の内山は9回、コラレスの攻撃をしのいでから反撃。右を打ち込むと、コラレスがクリンチで逃れ、会場は大歓声。10回も攻め、右を打ち込んでコラレスにダメージを与える。ボディブローも効果的で、内山は一気に仕留めにくが、コラレスはクリンチとホールドを連発してピンチをしのぐ。
 11、12回も内山は攻めたが、コラレスも必死。最終回スタートではシューズのひもをほどいて時間稼ぎをするというクラシックな戦法も使い、決定打を許さずに逃げ切った。コラレスは21勝8KO1敗1無効試合。リベンジ失敗の内山は24勝20KO2敗。終盤の追い上げは及ばなかった。
内山「悔しいけどこれが本当の実力。コラレスは強かった。後半あたるかと思ったけど、あたらなかった。前回よりはさっぱりと言えばさっぱりしてます。ポイントで負けたので」

 内山選手、負けたのは悔しいですが、コラレスめちゃやりにくそうでしたな・・・
 応援してる選手になったつもりで見てますが、なかなかパンチを当てていくイメージが湧きませんでした、それでも最後にボディブロー効かせたのはさすがです。
 年齢はいってるけど衰えがそれほどあるというわけでもないので出来るならもう一度違うベルトを獲ってからやめてほしいですが、どうなんでしょうか。
 
 正直、一度倒された相手に向かっていくのってめちゃ怖いです、その恐怖を弱気から警戒心に変えるという精神的シフトが出来るかできないかでリングに立つときの心境はまるで違います。
 内山選手がそれを完全にできていたのかわかりませんが、今回の敗因はやっぱり相性の悪さという所になりそうですなぁ。

田口良一がドロー防衛、WBA・L・フライ級V5

  
イメージ 2

WBA世界L・フライ級タイトルマッチが31日、大田区総合体育館セミで行われ、王者の田口良一(ワタナベ)が無敗の挑戦者3位カルロス・カニサレスベネズエラ)に三者三様のドロー。5度目の防衛に成功した。スコアは116-112、112-116、114-114。
 強打が自慢のカニサレスは初回から思い切って左右のフックを振ってきた。田口は距離を取りながらこれをブロック。初回はカニサレスが攻勢をアピールしたが、田口は2回によく動きながら左アッパー、左フックをヒット。挑戦者に対応してきたかに見えた。
 しかしカニサレスは3回途中から足を使ったボクシングを展開。サークリングしながら、打っては離れのスタイルで、田口はいきなり追いかける展開となった。
 カニサレスの動きは思いのほか速く、これに田口はてこずった。いきなりまとめてくるパンチはブロッキングで防ぎながら、時に被弾するシーンも。パンチを打とうとするとそこに挑戦者がいないという状態に。カニサレスはクリンチワークもなかなか巧みだ。
 嫌な流れの中、田口は愚直に挑戦者を追いかけた。そして7回に左ボディ、左フックを決め、8回にもジャブを織り交ぜながら左フックを打ち込んで追撃。9回にも左ボディからの右をいい角度で決めた。
 10回に入ると田口にもやや疲れが見え始め、カニサレスは相変わらず動きながらパンチを繰り出すが、クリンチ、ホールドが増え、最終回はレフェリーから注意が与えられた。最後まで互いに決定打はでず、決着は判定に持ち込まれた。
「練習してきたことと違っていた。やりにくかった」と語った田口は26勝11KO2敗1分。初黒星のカニサレスは16勝13KO1敗。

 前半の攻め具合でちょっと相手にポイントが流れてしまったけどまともなパンチは受けてなかった。
 中盤から攻めてポイントを挽回、でもカニサレスの動きをとらえきれずに逃げ切られた感じでした。
 前半のポイントリードを陣営が把握したからこその挽回、結構ポイントを読み間違えてとってると思い込んでて負けるという事はあるんで良かったです。
 田口選手、5度目の防衛はドローでしたが、良かったです。


 で、小國、井岡一翔の試合ですがもちろん見てません…
 録画もしてません…
 なんで同じ時間いやるねん…
 ちょっとむかつきました。