らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

大和心

 
イメージ 1
今回は現在、WBCバンタム級チャンピオンの山中慎介のトレーナーを務めている帝拳の大和心トレーナーの選手時代の経歴を紹介します。
 
      元日本バンタム級、東洋スーパーバンタム級チャンピオン
             戦績 24戦 16勝(4KO) 4敗 4分
          アマ戦績 36戦 31勝 (9RSC) 5敗
 
 元ボクサーだった父親の影響で幼いころよりボクシングを始める。
 横浜高校でアマチュア選手として活躍、関東大会優勝、全日本高校フライ級6位等の実績を残す。
 高校の先輩、葛西裕一に憧れていたので高校を卒業し、帝拳に入門。
 デビュー後、3連勝で新人王戦を勝ち進むが4戦目にのちの日本Sフライ級王者佐藤晃(大雅アキラ)に判定負け。
 次戦は海戸渉と引き分ける。
 そこから4戦をオール判定勝ちで調子を上げるが、10戦目に1ラウンド負傷引き分け、12戦目にも8ラウンド引き分けと勝ちに徹しきれない…
 13戦目に初の10回戦を判定で勝利し、14,15戦目に韓国人相手にKO勝ちし勢いをつけ、当時の日本バンタム級王者松島二郎に挑戦。
 この試合は、微妙なラウンドを重ねた後、7ラウンド、大和の負傷により試合続行不能になり負傷判定へ。
 2ー1の微妙な判定ながら大和が勝利し日本チャンピオンに!
 このカードは再戦を期待されたが松島が引退して再戦は行われなかった…
 初防衛戦は5戦目で引き分けた海戸渉との再戦となり、コレを判定で下しV1。
 2度目の防衛はザ・武蔵と対戦するが3ラウンド負傷引き分けと消化不良に終わる…
 この試合の後、日本タイトルを返上、中村正彦から東洋王者を奪い、川益設男、仲里繁と日本人キラーの片りんを見せつけ始めていたジェス・マーカの東洋バンタム級王者に標準を定める。
 しかし敢え無く判定負けでジェス・マーカの対日本人戦績の星を増やす結果に…
 再起して2連続韓国人相手にKO勝ちした後に東洋スーパーバンタム級王者決定戦で吉 基午と対戦、コレを判定で下しスーパーバンタム級東洋王者に。
 初防衛戦で趙 龍仁と対戦、8ラウンドTKO負けで王滑落…
 立場を入れ替えての再戦も10ラウンド負傷判定で王座奪還ならず、そのままグローブを吊るすのだった…
 
 引退後オスカープロモーションに所属し芸能活動を始める。
 藤岡弘、探検隊の隊員として活動をしてるのをテレビで見た時にはちょっとびっくりしましたわ。
 帝拳の選手が引退後に芸能活動するイメージなかったしなぁ、まぁ探検隊の一員なんで芸能活動というには微妙な感じでしたが…
 
 大和心の選手時代ほとんど試合は観たことはないけどオイラのイメージは八尋、葛西に続くアマ出身の優男風エリートの系列で、世界挑戦まで行くと思ってたんやけどなぁ~
 
 
イメージ 2
 まぁ、その分現在山中選手のトレーナーとしての活躍が凄いですな。
 葛西トレーナーと言いこの大和トレーナーと言い、帝拳には元名選手が世界チャンピオンのトレーナーを務めてるけど、なんか贅沢な環境ですなぁ~