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浜田剛史

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 今回は、元WBCスーパーライト級王者、浜田剛史さんの紹介を。 

 戦績 24戦 21勝(19KO) 2敗 1NC (帝拳

 連続15KO勝ちは現在もやぶられていない日本記録。(タイ記録は牛若丸あきべぇ現渡辺あきのり)

 
 この人は、80年代の日本ボクシングを引っ張ってきた人気選手やったなぁ~

 最近のファンにとってはWOWOWと日本TVの解説者や、帝拳の代表というイメージの方が強いかも

しれんな。

 当時、今よりはボクシング人気は高かったけど全盛期に比べるとやっぱり人気はなかった。

 でも、浜田剛史の人気は高かった。

 特別のボクシングファンではなかったオイラでも世界チャンピオンになる前から名前知ってたもんな。

 

 浜田剛史を語る上で、絶対にはずせないのが4度の骨折と2年のブランクやろうな。

 浜田さんはサウスポーやけど、利き腕の左を試合中に骨折。

 次の試合に備えての練習中に又も骨折して、計4度の骨折を乗り越えたのだ。

 2年間のブランク中はずっと右ジャブを練習してたらしい・・・

 ものすごい精神力である。

 2度ぐらいなら結構聞く話やし根性ある人なら3度目ぐらいまでは頑張れるやろうけど、4度はさすが

に精神が崩壊しそうやわ。

 まぁオイラやったら二度目で確実にやめてる自信あるわ(笑)

 拳だけではなく、連続KO記録が途絶えた試合で右ひざを痛め踏み込みが聞かなくなってしまいこれ

も持病となってしまう。

 正直、この人は練習のしすぎでしょう~

 同じ沖縄の世界チャンプ平仲明信さんもえぐ

い練習しすぎて体壊してたけど沖縄の人はすさまじいな・・・

 日本と東洋のタイトルを取り満を持して挑んだ相手はWBCスーパーライト級王者、レネ・アルレドン

ト。

 レネもハードパンチャーだったんでこれはKO必至の試合だと言われた。

 この試合は、なんと1ラウンドで決着が付いてしまう。

 しかし、濃密な1ラウンドやった。

 1ラウンドKOって言うと勝った方が圧倒してるイメージあるけどこの試合は1ラウンドの中での、せ

めぎあいが物凄かったな~

 この試合は当時物凄い話題になって、4コマ漫画のネタにされてたの覚えてる。

 4コマの内容は1ラウンド決着だったんで間に合わなかったみたいな内容やったな。

 浜田さんは、世界チャンピオンになるのが夢だったんでチャンピオンになった後、タイトルを返上して

引退しようとするが説得されて引退をあきらめて初防衛をする。(新井田は説得に応じなかった?)

 しかしこのとき、もう右ひざはボロボロの状態で自慢のハードパンチも湿り、判定防衛。

 二度目の防衛戦はレネとの再戦だったのだがこれは6ラウンドTKOで敗れてしまう。

 再起を決するのだが、ひざが完治しないために引退を決意、現在に至る。

 帝拳の世界チャンピオンって本当に硬派なニオイがプンプンするよな~

 まぁ今はだいぶとカラーも変ってきたけど。

 浜田さんにしろ大場政夫にしろ本当のボクシングファンがずぅ~と愛し続けてるような凄いチャンピオ

ンやからな。

 粟生選手や西岡選手はそういう選手になれるんやろうか?

 西岡選手は可能性高いけど粟生選手はキャラが現代的過ぎるなぁ~(笑)

 西岡選手も、昔はもっとチャラいイメージあったけど今はめちゃ落ち着いてるけどな。

 今は本当に帝拳は勢いあるよな。

 ここまで凄いことになってたジムって今までないんちゃうかな?

 浜田さんは代表として忙しくしてるんやろうな~

 そして、浜田さんは、今もWOWOWでジョー小泉のダジャレと戦い続けているのだ!(笑)



   
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