らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

水のようになれ!

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 久しぶりに、ブルース・リーネタを。

 ブルース・リーは映画スター、格闘家、そしてもう一つ、哲学者としての顔ももっていた。

 まぁ、基本格闘技につながることなのだが色々な言葉、文章をのこしてる。

 その一つがこの「水のようになれ」である。

 水は、コップにそそげば、コップの形に、ポットに注げばポットの形になる。

 つまり、一定の形を持たないということなのだが、つまり格闘技においての型にこだわるなってことな

のである。

 ブルース・リーの格闘技の基本は、中国拳法の詠春拳なのだが、中国拳法はマズ型から入るので、これ

は革命的な考えやったはずである。

 まぁ、型を否定してるんじゃなくて、その場、その場に応じて臨機応変に対応しろということなのだ

が。

 オイラはこの言葉を見たときに「これだ!」と思ったんである。

 オイラ、ボクサーではリカルド・ロペスや、ファン・マヌエル・マルケスのような、基本がきっちりし

てる綺麗なボクサーが好きなんやけど、理想に反してオイラのボクシングは、ガツガツの変則ファイター

らしい。

 らしいというのは、変則と自分で思ってなかったからなんやけど、まぁ、理想とは正反対である事に変

わりはない。

 そしてこの言葉に出会って、もっと自由に動いてみよう、型を崩してやってみようと思ったんやよね。

 それから、スイッチ(左右の構えを入れ替える)したりノーガードぽい構えにしたり、いきなりフック

うったりと色んな事を試したりしたんやよね。

 その後あたりからハメドロイ・ジョーンズが注目あびだしてオイラの方法論の正しさを立証しだした

と勘違いした。

 ハメドの場合は、あぁいう型があるみたいやし、ロイ・ジョーンズなんか身体能力がズバ抜けているか

ら通用するんであって、オイラにはやっぱり無理やった。

 でも、この「水のようになれ」って言葉は実社会や実生活にも、役立つ言葉でもあるはずだ。

 あまりにも、形や、体裁にこだわって自由に行動もしくは、発想できなくなる人は実際多いと思う。

 そのときこそ、「水のようになれ!」と自分に言い聞かせてみてはどうかなぁ。