山中竜也２階級制覇へ　ミニマム級はあと２試合で“卒業”

１３日に神戸市立中央体育館で２度目の防衛戦を行うＷＢＯ世界ミニマム級王者・山中竜也（２３＝真正）と、挑戦者の同級３位ビック・サルダール（２７＝フィリピン）が９日、神戸市内で公開練習を行った。

　先に体を動かしたのはサルダールだった。２０１５年大みそかに、当時のＷＢＯ世界ライトフライ級王者・田中恒成（２３＝畑中）に挑んで６ラウンドＫＯ負け。この時以来の世界挑戦となるが、右で田中からダウンを奪ったこともあり「ランクは３位だけど、１位の選手より強いと思う」と真正ジムの山下正人会長（５６）は話す。

「タナカよりもヤマナカの方が強いと思う」と話す挑戦者は「日本は（判定などに）フェアな国だけど、アウェーの戦いなのでＫＯで勝ちたい」と今度はきっちり仕留めることに意欲を見せた。

　一方の山中について山下会長は「筋肉が増えて、減量が１０キロを超えるようになってきているので、ミニマム級は今回と次の指名試合で“卒業”させようと思ってます」との方針を明かした。

　２階級制覇を目指すことになった際、王者のままタイトルを返上するのと、負けて次のベルトを狙うのでは「待遇」が大きく変わってくる。それだけに山中は「誰が見ても『勝った』と言われるような試合をすることが理想」と意気込んだ。

　減量がキツイ選手にはこういう風に言ってもらえると少し安心感が出るんで良いでしょう。

　でも、昔だと王者がベルト返上するなんて考えられなかった…

　新井田豊が王者返上して引退した時は本当にびっくりしたもんですわ(笑)

　昔は本当に”虎の子のベルト”でしたから。

　ベルト持っていてナンボなんで返上なんて考えられませんでしたが時代は変わりました。

　まぁそれだけタイトルの重みも亡くなったという事ですが４団体＋スーパー、暫定、休養と色々ありますからね(苦笑）

　しかしミニマム級で１０kg減量はきついでしょうなぁ…

　自分はフライ、Sフライを主戦場にしてましたが(バンタム、Sバンタムでも試合はしましたが）減量は５kgi以上はしたことありません。

　まぁ日頃から節制してたからなんですが、日ごろはガンガン食べてガンガン筋肉量を増やした方が良いという考え方もあるようです。

　自分はもしも落とせなかったらとか不安になる石橋をたたいて渡りたい人間なんで(笑)

　しぅかりミニマ級ム王者のままLフライ級に挑戦できるのが理想ですがしっかり防衛してもらいたいですね～