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内山選手、三浦選手引退…


世界V4の“ボンバー”三浦隆司が引退

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“ボンバーレフト”と称される左強打でKOを量産した元WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(33=帝拳ジム)が28日、自身のツイッターで引退を表明した。

 「色々考えましたが引退する事にしました。後悔ありません。小さい頃からの夢を叶えることが出来たし想像もしてなかったアメリカのリングに立てて最高のボクシング人生でした。ありがとうございました。」と綴った。
 三浦は2002年、高校時代に国体で優勝し、翌年7月プロデビュー。2009年に日本スーパーフェザー級王者となり、2011年1月にWBA世界初挑戦で王者・内山高志に挑むも8回TKO負け。しかし、2013年4月、WBCに舞台を変え、王者・ディアスに9回TKO勝利し世界王者となった。
 以後4度の防衛に成功するも、2015年11月、ラスベガスで5度目の防衛戦にて挑戦者バルガスに9回TKO負けを喫し王座陥落。
 2016年5月、再起戦で1回KO勝ちを飾り、今年1月にも世界挑戦者決定戦で12回KO勝ち。今月15日には再びアメリカで行われたWBCの世界戦に挑んだが、王者ベルチェットに判定0-3で判定負けを喫し、世界再奪取はならなかった。

内山高志、現役引退を表明 「きょうで引退することを決めました」

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プロボクシングの前WBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(37)=ワタナベ=が29日、東京都内で会見し、現役引退を表明した。
 黒色のスーツで現われた内山は「大みそかの試合から長い間、進退について考えてきましたが、僕の気持ちは、きょうで引退することを決めました」と述べた。
 内山は05年7月にプロデビューし、10年1月に同級王座を獲得。強打の右ストレートを武器に、国内歴代3位の11度目の防衛を果たしたが、16年4月、ジェスレル・コラレスパナマ)に2回TKO負けを喫して王座から陥落した。同年12月、コラレスに再挑戦し、ダウンを奪ったものの、判定1-2で負けて、王座奪還を果たせなかった。

 内山選手、三浦選手共に引退ですか…
 一日違いの引退発表というのも何か因縁を感じますが、この二人の再戦は結局テレビであおっておいただけで実現しませんでした…

 三浦選手は横浜光ジム所属時代に内山選手に挑戦、ダウンを奪いながらも棄権してのTKO負け。
 その後帝拳に移籍して内山選手のWBA王者の対抗馬としてWBC王者になるんですが、内山選手は防衛を続けて日本での評価を高めていき、ファンや関係者から海外進出、他団体との統一戦などを期待されるも実現せず…
 逆に三浦選手は帝拳のプロモート力で海外進出、アメリカで激闘を広げて向うで人気者に。
 なんか物凄い皮肉な感じですな(笑)
 海外で人気を得た三浦選手は日本での知名度は低く、日本で活躍した内山選手は海外で知名度は低いでしょう。
 選手としての評価は防衛回数も多いし、一度直接対決で勝ってる内山選手に軍配が上がるでしょうが、海外での活躍をした三浦選手の実績も素晴らしい。
 一度戦ってるとはいえ王者になって強くなった三浦選手と盤石の内山選手の統一戦、日本人同士の潰し合いになるんで見たくないという人も多かったし自分も複雑な感じでしたがカードとしてはやっぱり実現させるべき対戦だったような気がします。

 お二人ともお疲れさまでした、第二の人生でも王者になってください!