WBA再戦指示とジャッジ2人を6カ月資格停止
村田とエンダムの再戦指示=ジャッジ2人を6カ月資格停止―WBA
【ニューヨーク時事】世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長は25日、パナマ市で記者会見し、村田諒太(帝拳)がアッサン・エンダム(フランス)に判定で敗れたWBAミドル級王座決定戦の採点に問題があったとし、再戦を指示したと発表した。公式ツイッターなどで発信した。エンダムの勝利と採点したグスタボ・パディージャ(パナマ)、ヒューバート・アール(カナダ)の両ジャッジに対しては6カ月の資格停止処分とした。
試合は20日に東京・有明コロシアムで行われた。2012年ロンドン五輪金メダリストで初の世界戦を迎えた村田はダウンを奪うなどしながら1―2の判定で敗れ、タイトル獲得に失敗。ジャッジ3人の採点はパディージャ氏が116―111、アール氏が115―112でエンダムの勝ちとし、残る1人は117―110で村田を支持した。メンドサ会長は村田が7点差で勝っていたとする自身の採点を直ちにツイッターで公表し、再戦を求める考えを示していた。
帝拳ジムの本田明彦会長は試合直後から「これで負けなんて考えられない」と採点結果を批判。村田が現役を続けた場合、今後はエンダムとの再戦のほか世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)といった他団体で王座を目指す可能性もある。
自分の考えとしては村田選手が勝ってたという印象でしたが、少数ですがエンダムが勝ってたという意見だってあるんです。
反村田、反帝拳のやっかみ意見ではなく冷静に見た結果の意見です。
要するに色々な意見があるという事なんですが、ジャッジを処分しただけでは根本的な解決にはなりません。
判定基準の徹底と明白化が行われなかければこの処分されたジャッジがさらし者にされただけになります…
今回の騒動によってポイントゲーム的なボクシングが減ることになってほしいのは正直な気持ちですが、それ(ポイントゲーム)が正当となればボクシングは又違った進化に進んだと思い込むしかありません。
進化がかならずとも正しいわけではない、でも進化できないものは取り残されて滅びるんです…