カネロVSチャベスJR 結果
カネロがフルマーク勝ち チャベスJr何もできず
期待のメキシコ・ライバル対決は予想もせぬ一方的な展開に終始――サウル“カネロ”アルバレスとフリオ・セサール・チャベスJrの人気者同士によるビッグファイトは6日(日本時間7日)に米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで挙行され、カネロが大差の3-0判定勝ち。ダウンシーンはなく、スコアはジャッジ全員が120-108のフルマークだった。
164.5ポンド(74.61キロ=S・ミドル級)契約で行われた一戦。ジャブを突いて出たカネロに対し、身長が10センチ高いチャベスJrは意外にも下がりながら左ジャブを差し返す出だし。カネロはお構いなしに鋭いブローを飛ばし、2回からボディー、アッパーをコンビネーションで放つ。3回にはチャベスJrが鼻血を流す。
一方のチャベスJrは見ていて不思議に思えるほど前に行かない。行けないのか? じりじりと来るカネロに多彩なヒットを許し、自らは守りを固めて手数が伸びない。5回、カネロは右の強打も増やし、チャベスJrは左目付近に腫れが目立ってくる。
カネロ・ペースの前半を終えて、反撃を期待されたチャベスJrだが、展開は変わらない。7回、ロープを背負ったカネロに連打を見舞ってみても、すぐさま連打し返されるチャベスJr。こうして断続的にチャベスJrがラッシュする場面も、パワーが感じられず、カネロがガードして打たせていると言ったほうがしっくりとくるほど。
終盤はブーイングが出た。カネロのヒットの音だけが聞こえるような試合は、最終ラウンドも淡々と過ぎ、チャベスJrは何も起こせず。「もっとアタックしたらカウンターを食らっただろう。自分の強打も有効ではなかった。カネロは本当にいいファイターだ」とチャベスJrはカネロの強さに脱帽。
スコア全員が120-108ですか・・・
チャベスJRは1ポイントもとれなかったんですなぁ…
カネロはそこまで一方的だったにもかかわらずダウンを一度も奪えなかったというのもちょっとお粗末な感じでもありますが…
ミスマッチにもほどがあるといった感じですが人気者同士のお祭り騒ぎ、両者には他では得られないようなファイトマネーも払われることでしょうからそれはそれで良いのかなって思ったりもします。
でも実力差がありすぎるのはやっぱり危険ですなぁ。
亀田VS井上とかやったらこんな感じかな?
マァ井上が倒すでしょうが。
マァこれで勢いつけて次はGGGとの対戦、カネロはGGGにどこまで食い下がれるか?
チャベスJRに勝ってもカナロの評価は上がらないでしょうから、カネロ不利は動かないとは思いますが…