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大竹秀典がOPBF王座獲得


大竹秀典がOPBF王座獲得、日本に続き2冠目

   
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OPBF・S・バンタム級王座決定戦が17日、後楽園ホールの「ゴールデン・チャイルド・ボクシングvol.119」で行われ、同級1位の大竹秀典(金子)が同2位ジェルビルト・ゴメラ(フィリピン)に3-0判定勝ち。日本王座に続く2本目のベルトを獲得した。スコアは115-112×2、116-111。決定戦は前王者、久保隼(真正)のタイトル返上によるもの。
 スタートはサウスポーのゴメラが積極的。大竹は距離を取って組み立てようとしたが、ゴメラに攻め込まれるシーンもあった。ゴメラはそれほどパワフルではないが、強振する左ストレート、左アッパーに大竹は対応しきれない。それでも3回、大竹は圧力を強めてゴメラを下がらせ、離れ際に右を決めてダウンを奪う。4回を終わっての採点は38-37×2で大竹がわずかにリードした。
 大竹は5回に左ボディブローでゴメラをダウン寸前に追い込み、6回にもみぞおちに右を打ち込んで、比人の動きを止めるが、ゴメラもガッツを見せてすぐさま抵抗。大竹は圧力をかけ続けて中盤を制し、8回を終わって76-75、77-74、78-73とリードを広げた。
 大竹は9回も攻めたが、ラウンド終盤にゴメラの左ボディをもらってダメージを受ける。ゴメラは10回、ボディを集中的に狙っていくが、大竹はこれをしのいで右をヒット。終盤はゴメラが回復し、最終回は左アッパーで大竹を追い込んでゴングとなった。
 IBFフェザー級11位にランクされる35歳のベテラン大竹は28勝12KO2敗3分。「4回くらいにボディがきいてしまった。右に合わせきていたのはわかっていたけども」と振り返った。健闘したと言えるゴメラは13勝5KO3敗。

  金子ジムの大竹選手、WBAスーパーバンタム級王者、スコット・クイッッグに挑戦して判定負けを喫してからは6連勝と調子を上げています。
 前回の挑戦は急きょ決まった試合だったので準備期間も少なくさらには敵地という事もあり戴冠とはいきませんでしたが今回獲った東洋王者を守りながらチャンスを待って良い条件で挑戦できると良いんですが。