カーンの次戦の相手はアルバレス、5月にベガスで対戦

ボクシング、WBCウエルター級シルバー王者のアミール・カーンが、ミドル級王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス（メキシコ）と、5月7日に米ラスベガスで対戦することが決まった。2日、カーンが自ら明かした。
　ほぼ1年ぶりの試合が決まったカーンは、自身のツイッター上に「うれしい発表です。シンコ・デ・マヨ（メキシコの祝日）の期間にあたる5月7日、ラスベガスで、カネロと155ポンドのキャッチウエートでWBCタイトルマッチを行います！　」と書き込んだ。
　対戦相手のアルバレス（46勝1敗1分）は2015年11月、ミゲル・コット（プエルトリコ）を判定3-0で下し、空位となっていたWBC世界ミドル級のタイトルを獲得している。
　カーンは、昨年5月のクリス・アルギエリ（米国）戦に判定で勝利したのを最後にリングに上がっておらず、1月には次戦について「いくつかの選択肢」があると話していたが、ミドル級王者のアルバレスとキャッチウエートで対戦するのは、まったくの予想外だった。
　カーンは、アルギエリ戦の勝利で戦績を31勝3敗に伸ばし、5連勝を飾っている。

　カーンＶＳカネロですか…

　まぁ二人ともスターボクサーで実力者なんですがこのマッチメイクちょっと？って感じです。

　まずキャッチウェイトでのタイトルマッチということ。

　まぁこれは最近ちょこちょこあるんですがこういうのが横行するようではウェイト制の競技として疑問が出てくる…

　そしてカーンが現在ウェルター級のシルバー王者ということ。

　ミドル級のランカーでもないしミドル級で全く実績を上げてません、ミドル級の一階級下のＳウェルター級のランカーならもう少ししっくりくるんですが…

　まぁ大昔の話ですが、ミドル級王者だったハグラーに引退していた元ウェルター級王者（Ｓウェルターも獲ったけどあくまでも主戦場はウェルターだった）のレナードがカンバック戦でいきなりハグラーに挑戦した。

　これもかなりおかしなマッチメイクだったんですが、この二人の対決は夢の対決とも言われたし実際復帰戦でのレナードが判定勝ちしてしまった。

　この試合の判定には色々文句もある人も多いんやけど良い試合になったのでマッチメイク自体にケチをつける人がいなくなったと思う。

　カーンとカネロって今まで対戦を取りざたされたことあったっけ？

　あったかもしれんけどオイラにとってはなんかイマイチぱっとしませんでした。

　まぁけっきょくカネロは本物のミドル級のボクサーじゃないってことでしょうなぁ。

　ミドルのタイトル獲ったのもしっかりミドル級の身体を作ったわけでもないコットやし。

　そう考えるとウェルター級のカーンとの試合は納得です。

　でもカーンがもしも勝ったらカーンがミドル級王者ですが（笑）

　でも興行する側も面白いマッチメイクする駒が少ないんで苦労してるのかもしれません…

　カネロがキャッチウェイトで試合するんならパッキャオとやってほしいんやけどなぁ～～、まぁパッキャオはＳウェルターでもダメージがきつかったと言ってるんで絶対しないとは思いますが…

　カネロがカーンを倒せないようならＧＧＧとの対決はカネロ不利としか見られないと思うんですがカーンをきれいに倒して盛り上げてもらいたいもんです。