らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

ジョニー・ゴンサレス×橋本和樹 WBC CAスーパーフェザー級王座決定戦 結果


イメージ 1

イメージ 2


ジョニゴン圧勝、橋本和樹は金星ならず

イメージ 5

イメージ 3

イメージ 4

メキシコのモレリアで1日(日本時間2日)行われたS・フェザー級12回戦、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ=WBCフェザー級6位)と橋本和樹(真正)の一戦は、はゴンサレスが2回2分56秒TKO勝ちで再起を果たした。
 開始ゴング早々、ゴンサレスの左フックで橋本の脚が震える。前回WBCフェザー級ベルトを失ったゲーリーラッセル(米)戦の反省か、ガードが高いゴンサレスは左右コンビネーションを浴びせて楽々ラウンドをリード。続く2回は相手の出方をうかがっていたが、前進した橋本に右をクリーンヒット。そこへ左ジャブをフォローすると橋本は背中からマットへダイブ。カウント中に起き上がるもグラつき、ストップがかかった。
 WBCインターナショナルSフェザー級王座を獲得したゴンサレス(58勝49KO9敗)は3階級制覇を目指してWBCチャンピオン三浦隆司帝拳)へ挑戦を希望する。金星ゲットはならなかった橋本は11勝7KO5敗。
 同じリングでは昨年、三浦に挑んだエドガル・プエルタ(メキシコ)がライト級8回戦に登場。相手のフアン・ホセ・マルティネス(メキシコ)と激しい打撃戦を展開したが、初回に喫したダウンも響き0-3判定負け。スコアは80-72、77-74、78-74でマルティネス。


残念な結果と言えば結果ですが順当な結果と言えば結果です…
 しかし!敵地に乗り込んで強豪と戦うということを恐れずに挑めるボクサーやジムは少ない。
 最近でこそ海外にこうして出張して各上とやる日本人ボクサーも増えましたが、オイラが現役のころ(1990年代)はこういうマッチメイクはあんまりなかった。
 日本人が海外で試合と言えば強豪王者の防衛戦の相手というのが相場だったような気がする。
 オイラの所属ジムのグリーンツダジムでも海外で試合したのは柳明佑に挑戦しに行った徳島尚さんと大鵬健文さんぐらいやったんちゃうかな?
 でも、最近はこうしてチャレンジャー精神でメキシコやアジアで強豪に挑む選手が増えたことは喜ばしいことではないでしょうか。
 まぁ円が弱くなったこととかにも関係するのかもしれませんが、ガンガン強豪に挑む日本人選手が出てきてくれることはオイラとしてはうれしいです。

 これを書いた後にFBで動画が貼ってたので見ました。


 リングアナウンサー、ジミー・レノンJRじゃないですか!
 凄い大舞台、コールの後はブーイングとあからさまな敵地、しかし、臆することなくあのジョニゴンに立ち向かっていく!
 素晴らしい!ビビッて手を出さずにラウンドをむやみに重ねて行った英雄もいますが、捨てるもののないこの橋本選手やリゴンドーに正面からぶつかっていた天笠選手の様に戦うという意思、相手を打ち破るための勇気を見せてくれればたとえ倒されても賞賛に値すると思うんです。
 橋本選手、お疲れ様です、この経験は確実に今後のキャリアの為になることでしょう。