ボクシングで食っていく？
だいぶ前ですが、こんな記事があった。
別にプロランナーというものに興味があったわけではないんやけど、ちょっと気になって切り抜いてた。
プロ＝お金をもらって何かをする人と思うんですがそれで食っている人という事でもある。
そういう意味ではポロボクサーと言いながらプロとは言えないボクサーが大半である。
ボクシングだけで食べて行ってる人言うのは本当に限られてる…
だいたいは世界王者と日本、東洋王者などの地域タイトルを持っている”人気”ボクサーぐらい。
そう、地域タイトル持ってても人気ボクサー、もしくはしっかりとしたスポンサーがついてる選手、あるいはジムの会長に可愛がられてる選手と言う一部のチャンピオンに限られてると思う。
まぁ、チャンピオンベルトを巻いていなくても凄い人気ボクサーやしっかりとしたスポンサーがついてる、もしくは将来性が有望で所属ジムから優遇されてるボクサーなんかもたまにいますが。
オイラは正直、現役時代にボクシングで食って行こうなんて全く考えたことない。
まぁ、自分にそれだけの力が無いと決めつけてたし実際なかったと思う（苦笑）
そんな気持ちでやってる選手にプロ意識なんて芽生えるわけもなくプロボクサーと言うのは肩書きだけで完全なアマちゃんなレベルやった。
実際、4回戦の試合は、オイラの頃は５万円からマネージメント料３３％を引かれて３３５００円となるわけですが、もちろん現金でもらったことはほとんどない。
まぁオイラはちょっとしたコネ（自分じゃなく親父の）でチケットが売れたのでチケットの方がお金になって良かったんやけど。
一度だけ、試合が急きょ三週間前に決まって売る暇ないだろうって会長が現金でくれた、６回戦やったんで５万ぐらいもらえたんちゃうかな？
正直、こういう事してくれる会長は少ないみたい、急きょ決まろうが、地方出身者で売る友達いなかろうがチケットで払うジムがほとんど、それもそこから３３％のマネージメント料を取られるので全く売れなかった人は身銭を切って払わなくちゃいけないのだ。
まぁオイラが居たころのツダジムは３３％と取らなかったんですが。
で、海外の試合、メキシコでの試合は３００ドルだった。
払われたのはペソでしたが、３００ドルって言われてだいたい３万円、８回戦やけど日本の４回戦と同じぐらいやなぁ～と思ったのを覚えてる。
タイでは、正直、いくらぐらい貰ったか覚えてないんやけど安かった。
タイデビューで負けたせいでマネージメントしてる人が気を使ったのか２試合目は咬ませとの試合やったんやけどその試合は確か５千円にも届かなかった記憶が…
最後のＷＢＦタイトルは最初、千ドルって聞いてた。
で、タイに行くと５００ドルに変わってて実際貰ったのは３００ドル（笑）
まぁ、お金の為にやってないから全然文句も言わんかったけど、そこがプロ意識の無さかもなぁ。
