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湯場忠志、6回TKO負けでOPBF王座獲得失敗

 

湯場忠志、6回TKO負けでOPBF王座獲得失敗

 
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OPBF東洋太平洋S・ウェルター級王座決定戦が18日、東京・後楽園ホールの「DANGAN118」で行われ、同級4位の湯場忠志都城レオS)は同級1位デニス・ローレンテ(フィリピン)に6回TKO負けを喫した。タイムは2分38秒。
 沼田康司が引退して空位になった王座を、日本5階級制覇の湯場と、WBC同級14位のローレンテが争った。試合は長身の湯場がアウトボクシングを心がけ、ローレンテが鋭いジャブを突きながら距離を詰めていく展開となった。同じ37歳のサウスポーながら動きの鋭さはローレンテが上。湯場は動きが重く、省エネを心がけているようにも見えた。ローレンテは4回、足を使っていた湯場をロープに詰め、コンビネーションから左を振り下ろして湯場をキャンバスに突き落とした。
 ここはしのいだ湯場だったが、5回には相手のパンチで右目上部をカット。6回に攻め立てられるとアッパーを食らったのか力なく後退。最後は右フックをもらってダウンすると、主審が即試合を止めた。試合後「最後に東洋ができたことはうれしい。やりきった感はある」と語った湯場は46勝33KO10敗2分。ローレンテは49勝30KO5敗5分。

 湯場選手、負けちゃいました…
 引退のようですなぁ。
 有終の美を求めるボクサーもいますが最後まであくなきtyレンジを続けてボロボロになりながら燃え尽きて行く…
 ある意味ボクサーとしての理想的なやめ方と言えるかもしれません。
 まぁ本人や家族にしたらダメージを少しでも少なく、きれいな顔で力が衰えないうちにやめるというのが本当の理想なんでしょうが、拳闘家っていうカテゴリーをファンという立場で観ると最後も出挑み続ける姿というのはやっぱりグッと来るものがあると思います。
 梶原一騎はあしのたのジョーのラストは最初はボロボロにやられて終わるような構想をしていたと何かで聞いたことがある。
 今まで自分が打倒してきたボクサーたちと同じような運命を自分がたどるというような感じで考えてたみたい。
 まぁこの話の真意は本当か嘘かもわかりませんが、ちばてつやが考えたラストが好きなオイラにとって最初聞いたときは嫌な感じがしたんですが、梶原なりのボクサーの終焉へのこだわりが感じられるラストなんだなって今は思ってる。
 実際ボクシングやってたりボクサーと知り合いになってしまったらそういう事は望まなくなりますが、ある意味物語性、非日常性のボクシングと言うスポーツのドラマチックさで考えると最後までボロボロになってでも戦い続けるというのは格好良く感じてしまう。
 まぁ、現実はそんなに美しくもないのかもしれませんが、湯場選手はある意味ボクサーとしての理想的な生き方を全うしたんだと考えたいです。
 湯場選手、お疲れさまでした。
 今はただゆっくりとお休みください・・・