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粉川拓也が久高寛之に3-0判定勝ち

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粉川拓也が久高寛之に3-0判定勝ち

 
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10日東京・後楽園ホールの「DANGAN112」のメインイベント53キロ契約8回戦は、前日本フライ級王者の粉川拓也(宮田)が元世界ランカーの久高寛之(仲里)を3-0判定で下して勝利。連敗を脱出した。スコアは77-74、77-75、78-74。
 粉川は昨年12月の日本タイトルマッチで村中優(フラッシュ赤羽)に敗れてV4に失敗。タイに遠征した再起戦でWBAフライ級暫定王座ヨドモンコン・ウォーセンティップに敗れ、連敗を喫してのこの日の一戦を迎えた。対する世界挑戦4度の経験を持つ久高も昨年8月のWBO世界S・フライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)、4月には無敗のホープ松本亮(大橋)に敗退。実力者同士が生き残りをかけたサバイバルマッチに挑んだ。
 独特のリズムを持つ粉川はいつも通りフェイントを駆使して多彩なパンチを繰り出すボクシング。体格で勝る久高は2回からプレスを強め、ボディ攻撃で粉川に迫ったが、粉川はラウンド終了間際に右カウンターを決めてダウンを奪った。
 3回以降は体をぶつけ合っての押し合い、クリンチも多く、試合は消耗戦の様相を呈していった。4回終了間際には久高が右を決めて粉川の腰が砕ける場面もあったが、粉川が右をヒットさせれば、久高のボディブローが決まるなど、どちらが優位とも言えないままラウンドが進んだ。
 疲労の見える両者だが、最後の力を振り絞ってパンチを出し合って最終8ラウンドを終了。軍配は粉川に上がった。粉川は23勝13KO4敗。久高は22勝10KO13敗1分

 元世界挑戦者同士のサバイバルマッチは粉川選手に軍配が上がったようですな…
 久高選手は元々グリーンツダジムの選手で後輩なんで頑張ってほしかったですが、残念です。
 まぁ、負けたと言っても完敗というわけでもなくどっこいどっこいの試合だったようですがやっぱり勝つと負けるとでは全然違いますからな。
 久高選手は、4度の世界挑戦をことごとく失敗しているが才能は本当にある選手。
 オイラのトレーナーだった人は自分がみてきた中で一番才能があったと言うてた。
 ただ、ちょっと待ちのボクシングになったり相手に合わせてしまう部分もあるしガンガン行くべき所で行けないメンタル面での弱さもある。
 それよりなにより、日本か東洋のタイトルをやっぱり獲ってない所に問題とまで言えませんがなんかしらの要因があるのではないかと考えたいです。
 これだけの選手が日本では認められていない海外の地域タイトルしか獲ってないというのも少し気の毒です。
 続けるかどうかわかりませんが、もし続けるのであれば日本タイトル獲得を目指してほしいですな。