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ドネアvsウォータース“王者対決” ゴロフキン前座で

 

ドネアvsウォータース“王者対決” ゴロフキン前座で

 
 

WBA世界フェザー級“スーパー”王者のノニト・ドネア(フィリピン)とWBA世界フェザー級“正規”王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、“スーパー”王者ゲンナジー・ゴロフキンカザフスタン)vsマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)の前座に組み込まれることになった。試合は10月18日、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。
 ドネアは6月のマカオ興行でシンピウェ・ベチェカ南アフリカ)を下してタイトルを獲得。ただし会心の試合内容とは言えず、結末も5回負傷判定という冴えないもの。この勝利でドネアは5階級制覇という偉業を成し遂げたが、本人にとっても手放しで喜べる記録達成とはならなかった。
 一方同じマカオ興行に登場したウォータースは3階級制覇を目指すビック・ダルチニアン(アルメニア=豪州)を5回KOで下す快勝で2度目の防衛に成功。ドネアの威信回復か、ウォータースがドネアを踏み台にしてスター街道に足を踏み入れるのか、興味深い一戦になりそうだ。

   ドネアの次戦が決まりました。
 ベチュカと対戦して怪しい試合展開でなんとか5階級制覇を成し遂げましたが、この階級ではちょっとしんどそう…
 対戦相手のウォーターズは無敗の強豪、ドネアを苦戦させたダルチニアンを5回失神KOにするというすさまじさを見せている、充実した王者。
 ドネアのフェザーでの活躍は子の一戦にかかっていると言っても過言ではないでしょう~~
 
                     では両選手の紹介を。
                  最初に、ノニト”フィリピーノ・フtラッシュ”ドネアの紹介を。
 
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元IBFフライ級、WBA暫定スーパーフライ級、WBC,WBOバンタム級、IBF,WBOスーパーバンタム級王者
 現、WBAフェザー級王者(スーパー)
               戦績 35戦 33勝(21KO) 2敗

 デビュー2戦目で判定負けするもその後は順調にキャリアを伸ばしている。
 6戦目に、WBOアジアフライ級タイトルを獲得。
 これは防衛せずに、ノンタイトル戦をした後に返上。
 7連勝した後に、NABF北米スーパーフライ級タイトル決定戦に出場、判定で勝利し獲得。
 このタイトルの防衛戦を挟む形で3戦を行い全勝。(ノンタイトルは2,1ラウンドKOと早い回で片 付ける)
 満を持して、当時無敗を誇りIBFフライ級の王座を6度防衛していた、ビク・ダルチニアンに挑戦。
 これを5ラウンドに切って落とし、世界王者に…
 この王座はルイス・マルドナド、モンティ・ムザラネ、ラウル・マルチネスを全てKOで退け3度の防衛し、返上。
 ルイス・コンセプションとWBA暫定スーパーフライ級決定戦を行いこれを判定で下し二階級制覇を達成。
 このタイトルは、マヌエル・バルガス、ヘルマン・マルケス共にKOで切って落とし防衛。
 この暫定王座は正規王者との統一戦を行わず返上。
 元WBAバンタム級チャンプのウラジミール・シドレンコを4ラウンドでKOしバンタム級に階級を上げる。
 長谷川穂積をKOしてWBC王座を吸収したWBO王者フェルナンド・モンティエルに挑戦、これを2ラウンドでKOして3階級制覇。
 オマール・ナルバエスを判定で下し防衛、王座を返上。
 WBOスーパーバンタム級王者、ウィルフレド・バスケスJRを判定で下し4階級制覇。
 IBF王者ジェフリー・マテブラを判定で下しIBFも統一。
 WBC名誉王者の西岡利晃WBCダイヤモンド王者決定戦を争い9ラウンドKOで勝利。(西岡戦前にIBFは返上)
 WBOの防衛戦をホルヘ・アルセと戦い3ラウンドで下し防衛。
 WBA王者ギジェルモ・リゴンドーと統一戦を行い判定負け。
 ビッグ・ダルチニアンとの再戦を逆転KOで終わらせ再起。
 シンピウェ・ベチェカの持つWBAフェザー級に挑戦し、負傷判定でなんとか5階級制覇を達成…
 
                     次はニコラス・ウォータースの紹介を。
 
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                       現WBAフェザー級レギュラー王者
                        ニコラス・ウォータース(ジャマイカ
                    戦績 24戦 24勝(20KO) 無敗
                   ニックネームはアックス・マン(斬首人)
 ジャマイカではボクシング工業は無いのでパナマに行きデビュー。
 4回戦でデビュー、無敗で順調に勝ち上がり13戦目でWBAフェでラテン王者決定戦に出場、判定で勝利し初タイトルを獲得。
 15戦目にこのタイトルを5ラウンドTKOで終わらせ初防衛。
 17戦目には8ラウンドTKOで二度目の防衛。
 18戦目に、2ラウンドTKOで防衛を3、19戦目で6ラウンドTKOで防衛を4に伸ばす。
 
 22戦目で念願の世界タイトル挑戦のチャンスを得る。
 サンドのダウンを奪い7ラウンドTKOで相手を仕留め世界王者に。
 23戦目にアルベルト・ガルサ相手にこのタイトルの初防衛戦を行い、4ラウンドTKOで勝利。
 2度目の防衛戦はビック・ダルチニアン!
 前回の試合で敗れはしたもののドネアを苦戦させた執念を見せたのだが、ウォーターズには5回失神KOでダルチニアン相手に二度目の防衛戦を終わらせたのだった…