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フェルナンド・モンティエルまだまだ頑張ってます

35歳モンティエル初回KO勝ち

  
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元軽量級3階級制覇チャンピオン、フェルナンド“コチュリート”モンティエル(メキシコ=WBC・S・バンタム級7位)が26日(日本時間27日)メキシコ最南端のチアパス州で、同国のヘスス“チト”リオスと10回戦。
 フェザー級リミット1ポンド超の127ポンドを計測したモンティエルが初回、左ボディー打ちを見舞うとリオス(同じく127ポンド)はリング中央に崩れ、フルカウントが数えられた。KOタイムは1分36秒。
 久々に印象的な勝利を飾ったモンティエルは、この試合から再びサンフェル・プロモーション傘下に加入。セコンドにも父、兄弟とファミリーが陣取り、好調をアピール。35歳になったが王者カムバックの夢を捨てていない。52勝39KO4敗2分。リオスは30勝24KO6敗1分。

 コチュリート(モンティエルのニックネーム)まだ頑張ってるんですなぁ~
 我らが長谷川穂積をKOしてバンタム級王座を統一、3階級を制したメキシカンはスター街道を走っていた。
 しかし、ドネアにKOされてバンタム級王座から滑落、すぐさま再起したのだがなかなか一線に現れないという感じですな。
 ドネアに負けてからはビクター・テラサスに負けただけなんですがパッとしない。
 元々フライ級の選手なのでスーパーフライ級に上げるのは無理があったんでしょうか?
 
 前に書いたモンティエルの戦績にそれ以降のものを書き加えておきます。「
 
 
元WBO,フライ、スーパーフライ級チャンピオンでWBO.WBC統一バンダム級チャンピオンになった三階級制覇王者。
 戦績 58戦 52勝(39KO)4敗 2NC
 ニックネームのコチュリートは狼の意。
 デビューから20戦目にイシドロ・ガルシアの持つWBOフライ級王座に挑戦、これを7ラウンドKOで奪う。
 このタイトルは三度防衛。
 ペドロ・アルカサールのWBOスーパーフライ級王座に挑戦し6ラウンドTKOで切って落とし王座獲得、二階級制覇を達成する。
 このタイトルは一度防衛した後、ノンタイトルをはさみ2度目の防衛戦で元IBFフライ、スーパーフライ級王者マーク・ジョンソンに判定で奪われてしまう。
 その後はノンタイトル戦を3連続KOでで飾りマーク・ジョンソンからタイトルを奪ったイバン・ヘルナンデス(西岡の二度目の防衛戦の相手)に挑戦。
 これを7ラウンドKOで勝利しWBOスーパーフライ級王座に返り咲く。
 このタイトルを判定で2度防衛した後、ジョニー・ゴンザレス(西岡の初防衛戦の相手)の持つWBOバンタム級王座に挑戦。
 これは判定負けに終わってしまうが、スーパーフライ級の王座は7度まで防衛する。
 この7度の防衛の中には元スーパーフライ級王者マーティン・カスティーヨ(A・ムニョスからタイトルを奪い、石原康英の挑戦を退けた王者)を4ラウンドKOしたものも含まれる(6度目の防衛戦)。
 一度、ノンタイトル戦をした後このタイトルを返上し、WBOバンダム級の王座をディエゴ・オスカー・シルバとの王座決定戦に3ラウンドKOで勝利し獲得、三階級制覇を達成する。
 アレハンドロ・バルデスを相手に不運な3ラウンドノーコンテンスをはさんで、シソ・モラレスと防衛戦を行い、これを1ラウンドで下し、初防衛。
 長谷川穂積とWBC、WBOバンタム級統一戦を行いこれを4ラウンドTKOで終わらせ王座統一。
 ラファエル・コンセプションを3ラウンドに仕留め統一王座を防衛、ノンタイトルをはさんで同じくフライ級から上げてきたフィリピンの閃光、ノニト・ドネアと対戦、2ラウンドTKOで敗れ頭蓋骨陥没までしてしまう。
 元暫定WBAバンタム級王者ネオマール・セルメニョを3ラウンド終了TKOで破り再起。
 アルバロ・ペレスを3ラウンドで仕留め再起2戦目も勝利し調子を上げたかに見えたが後にWBCスーパーバンタム級王者となるビクター・テラサスとWBCシルバー王者決定戦を争い判定負けを喫してしまう…
 アンキー・アンコタを9ラウンドTKOで破り再起、アルツロ・サントス・レイジェスを判定で破り再起三戦目にはジョバンニ・カロと対戦してWBCの/USNBC-Sなる王座を獲得(笑)
 ジャデレス・バドゥアを3回、ヘスス・リオスを初回KOと白星を挙げている。
 
 コチュリートももう35歳…
 最後のチャンスは訪れるのでしょうか? 
 WBA,WBOはリゴンドー、挑戦は出来ても勝ち目は薄い…
 WBCはレオ・サンタクルス、人気王者の引き立て役にされそうな気もしますが一発咬ましてもらいたいような気もします。
 IBFのキコ・マルチネス、長谷川に勝ったもの同士の対決は日本人としては興味深いものもあるんですが海外では別に何の因縁も感じられないんでしょうな。
 今年中か来年初めぐらいには挑戦しないともうチャンスもないでしょうな。
 ちなみにランキングに入ってるのはWBCだけの様です…