パッキャオが20戦無敗のアルギエリと対戦へ
パッキャオが20戦無敗のアルギエリと対戦へ
ボクシング、WBO世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオが、11月に無敗のクリス・アルギエリと対戦することが明らかになった。パッキャオのプロモーターを務めるボブ・アラム氏が語った。
アラム氏によると、パッキャオは王座を懸けて11月22日にマカオでアルギエリと対戦する。
30歳のアルギエリは、プロでの戦績を20戦無敗としており、6月にはパッキャオのスパーリングパートーナを務めたルスラン・プロボドニコフを下してWBO世界スーパーライト級王座を獲得している。
しかしながら、ニューヨーク生まれのアルギエリにとって、かつて同世代の中では最強のパウンド・フォー・パウンドと呼ばれていた35歳のパッキャオは、これまでで最も名のある対戦相手となる。
一方で、8階級を制してフィリピンのヒーローとなったパッキャオにとって、マカオでのこの対戦はボクシング界のトップに君臨し続けるその意志を試す戦いにもなる。
パッキャオはその戦いぶりとフィリピンでの名声により途方もない富を手にしてから、キリスト教の宣教師、商品広告の出演、テレビ番組の司会者などに手を広げ、さらには国会議会にも選出された。さらに、今後はフィリピン国内のプロバスケットボールリーグに新規参入するチームのコーチを務める計画もあるという。
2012年にはティモシー・ブラッドリーとファン・マヌエル・マルケスに連敗を喫したパッキャオだったが、昨年11月にはブランドン・リオス戦で勝利し、今年4月にはブラッドリーとの再戦を制している。
パッキャオの次の対戦相手が決まりましたな。
とりあえず紹介しておきます。
クリス・アルギエリ(米)
現WBOスーパーライト級王者
戦績 20戦 20勝(8KO) 無敗
子供のころから空手、拳法などに親しみ、キックボクサーとしてデビュー、でレスリングなどもしていた格闘家。
キックではISKA,WKAという世界王者のベルトを巻き、無敗。
まぁ正直、オイラキックの事は詳しいことはわかりませんが、キックの世界王者を認定してる団体はめちゃくちゃいっぱいあってこれが一番権威のなる団体のベルトだって言う芯の様なモノがない。
で、そんな権威のないキック界からボクシングに転向してきたわけですが、世界王者になってるんやからすごいですなぁ。
デビューは4回戦で3ラウンドTKO。
そこから無敗で勝ちあがっていくわけですが、最近の世界王者には珍しく一度も地方タイトル、ナショナルタイトル、マイナータイトルの類を一度も獲得どころか挑戦もしてないのだ。
最近のプロモーターに可愛がられているようなホープのパターンとして多いのは地域タイトルとかユースタイトル、それも決定戦とか暫定に挑戦とか暫定の決定戦とかが異常に多い。
だからなんらかのベルト所持者、あるいは複数のベルトコレクターにもかかわらず王者と言われるボクサーと対戦していないのだ…
そうやって甘やかされて無敗のまま世界王者に挑戦、もしくはそんな時にも決定戦であったり暫定戦でなったりもするわけなのだ…
そりゃぁそんなボクサーばっかりやとボクシングのレベルも衰退していっても仕方ないでしょう。
マニアの人と話しててもやっぱり今のスターは小粒と嘆く…
こないだのカネロVSララの試合でもカネロのようにこれからのボクシング界を背負っていくべきスターがララ程度のアウトボクサーを捕まえることが出来なかったことがそれを表している。
80年代の中心的スター、レナードならあの程度の相手は捕まえてノックアウトすると思う。
90年代から22年代に又をかけて活躍したスターデラ・ホーヤはオイラの見解ではボクサーとしてはレナードよりも劣ると思ってるんやけどそれでも倒すか、ダウン奪って完全な優劣をアピールできてたはずじゃないかと思う。
まぁこれはすべてオイラの想像でしかないので否定されてもかまわんけどスターの輝きと言う点でレナード、デラにカネロは追いつくことは出来ないと思うのは賛成多数だと自負してる。
話がずいぶんアルギエリから離れてしまいましたが、世界王者とはいえパッキャオと試合するレベルの選手じゃない気がします…
ただ、ボクシングは何が起こるかわからない部分も多分に含んでる。
大したことがないと思われてたやつがスターに勝つ可能性だってあるわけですが、アルギエリが買って喜ぶのは彼の身内だけでしょう(笑)
正直日本のホープがフィリピンやタイの噛ませ犬と試合するぐらいのマッチメイクにうつると言ったら言い過ぎかな?
パッキャオも後何試合もできるわけではないんでビグマッチバンバンやってほしいんやけどなぁ~~