生き方上手?
生き方上手って頭の良い人の事やよな。
勉強出来ても不器用な人だと人生、上手い事いけない。
ボクサーってそういう人が多いと思う。
だいたい、今の世の中ボクシングをしてお金持ちになろうってしても中々なれるもんじゃない。
世界王者にならなくっちゃお金を本当の意味で稼げるスタートラインに立てないのだ。
それに世界王者でも人気、不人気で稼ぐファイトマネーも違ってくるし選ぶジムに寄っても全然違う。
そういうボクシングを選ぶじたいで生き方上手とは言えないのかもしれないが計算通り上手く稼いでいる人だっている、
ここで亀田批判なんてしてもしないであの家族は除外!
才能があっての話だけどしっかりと計算して成功をつかんでるチャンピオンもいる。
まずは畑山。
この人は「ボクシング界のぶっちゃけはなし」という本を出して自分がどれだけ稼いだかって言う事を書いてた。
オイラ、ハタケはボクサーとしては本当に強い師才能もあると思うしスターとしても光り輝いてたと思う。
でもこの人の自伝、全部自慢話なんで好きじゃない。
オイラは辰吉ファンでさんまのまんまってテレビ番組でハタケが辰吉の事ボロクソ言うたの聴いて嫌いになったけどそれがなくてももともと好きじゃないのだ。
でも、この人は本当に頭が良いと思う。、
ただ、やっぱりプライドもあるんで亀田批判をしてメディアにあまり出てこなくなったりしたからそれほど器用でもないんやろうな。
もう一人は西岡利晃。
この人の自伝と自伝マンガ読んで思ったのはしっかり物事考えて行動してるという事。
自分の才能をしっかり把握して世界王者になれると確信、実行に移してる。
でも、やっぱり計算通り、計画通りに何て行くことはなく苦労しまくったけど。
ただ、それも運というのもあると思う。
JM加古川の熟山会長が頭の固い移籍なんて絶対許さないような会長だったらラスベガス登場はおろか世界王者にも慣れてない可能性も高いはず…
やっぱりボクシングでの成功は運に大きく左右されるという事やと思います。
オイラがボクシングを始めた理由はリアルボクシングではなく漫画「あしたのジョー」がきっかけ。
ジョーの不器用な生き方が格好良かったから。
オイラは今はこんなやけど子供のころはなんか変にまじめで親や兄貴から「お前は将来サラリーマンやな」って言われるような子供やった。
まぁそれがどんどん違う方向に行ったのは基本勉強が出来なかったのとどこかはみ出し者気質があったからでしょう。
そういうはみ出し者気質と矢吹丈の生き方に共鳴した部分があるんではないかと思う。
だから、子供のころは「がんばれ元気」には良い子ちゃんのイメージがあるんで読みもしなかった。
まぁ読んだら泣いて大好きになりましたが(笑)
はみ出し者気質と元来の変な気真面目さというか考えの硬さは相反する部分でもあったのだが、そういう矛盾を内包するのが人間というもの。
ただ生き方に置いて堅実にしようという試みを抱いたことは高校入学と高校中退をしなかった位かな。
中学の時に担任に高校行かんと日本一周するとか子供みたいなこと言って怒られたけど(笑)
オイラはジョーに憧れただけで世界王者になれるとかなろうとか考えもしなかったせいもあり、ボクサーとしての計画何てまるでなくいつもどこで蹴りを付けるかばかり考えてたような気がする。
だから24歳という一番アブラが乗り切っているときに一度やめてしまったのだ。
まぁ、やめてた期間、それなりに自分の夢をかなえるための行動もするにはしてたけど、失敗に終わった…
せめてこの時にまっとうな職探しをしてたらもう少し普通の人生を歩めてたのかもしれないけどつまらない人生やったかも。
ボクシングに関して一番後悔してることは中途半端な形で一度やめたこの時期の事ですな。
もうン一つはボクシングに人生を賭ける覚悟をしなかったこと…
オイラ、生き方上手ではまるでないけどいつも何か逃げ道を考えてたと思う。
でもその逃げ道が子供ポイ夢だったんで痛い目に合うんですが(笑)
生き方上手の例に西岡とハタケを上げたけど実際は2人ともボクサーとして成功してるからそういう風に描いたけど正直、器用に生きてるわけでもない。
やっぱりどこか不器用な生き方してるy人の方が魅力あるんやよなぁ~
まぁあくまでもオイラの好みやけど…