敵地で勝つということ

 

　これ、かなり古い記事ですが、三浦選手が海外で初防衛した時の記事ですな。

 　敵地で勝つって本当に難しいもんやと思う。

　日本でも敵地で勝つのは難しいとされてるのに海外ならなおさら。

　オイラは一応海外で２勝してるんやけどどっちもノンタイトルでしょぼい試合（笑）

　そんなものと世界タイトルを一緒にはできない。

　タイでの勝利は正直、相手は咬ませ犬やったしね。

　最近は日本の選手もどんどん海外に出て試合をして勝利も上げてる。

　オイラがいたころのツダジムは海外で試合するって言えば世界挑戦ぐらいやったんちゃうかな？

　でも今はチャンスがあるとメキシコにまで遠征してるんやからすごいわ。

　ただ、海外で試合すると色々と大変な目に合う事も多いよう。

　韓国がまだボクシングが盛んでよく日本人挑戦者が向こうで試合するときに嫌がらせを受けた話を聞いた。

　極寒の時期の試合なのに控室にストーブなかったとか、選手だけホテルに行くのに遠い道のりで疲れさせられたとか…

　オイラは海外で５試合してるんやけど呼ばれて日本から行ったのは一度だけ。

　他は地元のジムからの選手として行った。

　ただ、メキシコではオイラの言ってたロマンサジムはメキシコシティで試合したのはチャパス州という田舎やったから遠征と言えば遠征やけど。

　オイラ日本では地方で試合したことないんで遠征試合は二度だけ。

　遠征試合、体重調整が上手くできるか、旅の疲れが試合に出ないか？って多少不安になるかもしれない。

　しかしオイラの場合は２回とも全くそんなことはなかった。

　まぁ体重はオイラはいつでも余裕をもって落としてたし２度の遠征の試合はどちらも本来のウェイトよりも上の階級でやったんで体重も楽だったし。

　嫌がらせも全くなかったなぁ～～

　チャパスでの試合は多分やけど日本人の試合は始めてやったんやろう、テレビにゲスト出演したりしたし、メインの試合の後に試合をして裏メイン扱いだったりしたもんな。（ユーリの世界タイトルの後のミッキー・ロークみたいなもの？）

　人もみんな優しかった。

　タイでもタイトルマッチにもかかわらずみんな優しかったし気候もすごく良い時期だったんで本当に良い条件でやれた。

　試合終わった後も二日ほどホテルに泊まれたので遊んだし（笑）

　まぁマイナータイトルやし、オイラなんかハッキリ言うて咬ませなんで警戒もされてないからね～

　そんなゆるい海外での試合、なかなか経験した奴おらへんちゃうかな～（笑）

　

　だから、オイラの海外での勝利は正直、あまり評価してはいけません…