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河野VSデンカオ決定! デンカオセーン・カオウィチット紹介

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河野、3月に王座決定戦=デンカオセーンと東京で

 世界ボクシング協会WBA)スーパーフライ級元チャンピオンの河野公平(33)=ワタナベ=が、同級王座決定戦12回戦を行うことが決まり、所属ジムが22日に発表した。相手は同級暫定王者で世界ランク1位のデンカオセーン・カオウィチット(37)=タイ=。両者は3月26日に東京・後楽園ホールで対戦する。
 河野は昨年5月、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に敗れて世界王座の初防衛に失敗し、現在は世界ランク2位。22日に東京都内で記者会見し「悔しくてずっと泣いていた。何が何でも世界チャンピオンに返り咲く」と意欲を見せた。デンカオセーンWBAフライ級元王者で、過去に坂田健史(協栄)=引退=、亀田大毅(亀田)らと対戦。スーパーフライ級では、昨年9月に名城信男(六島)を判定で下している。
 今回争われる王座は、昨年12月にソリスが亀田大との王座統一戦で計量に失敗して剥奪され、空位となった。

 

 前にもこの試合が決まりそうという記事書きましたが正式決定しましたな。
 という事でデンカオのこれまでのキャリアを紹介。
 
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          デンカオセーン・カオウィチット もしくはクランティンデーンジム、シンワンチャー。
 
                     戦績 66戦 62勝(26KO) 3敗 1分 
 
 デビュー戦でなんとPAPB(WBAの下部組織で東洋王座)フライ級王座決定戦に出場し判定勝ち。
 デビュー戦が12ラウンドって・・・
 初防衛戦は決定戦を行ったメルビン・マグラモと対戦判定で初防衛。
 PABAタイトルをそのまま連続16試合防衛し(6KO)、18戦目だけノンタイトル(1R,KO)して18連続防衛して王座を返上、時のWBA王者エリック・モレルの4度目の防衛線の相手となり世界タイトルに挑戦。
 11ラウンドTKOで敗れ、王座初挑戦は失敗に終わる・・・
 25戦目にインドネシア人とPABA暫定フライ級王座決定戦を争いこれを3ラウンドで倒して暫定ながらPABA王座に返り咲く。
 初防衛を行った後、正規王座に認定、又PABA王座の防衛戦に精を出し16度防衛(5KO)。
 この王座を返上してその時の王者坂田健史に挑戦するも、引き分けで2度目の王座挑戦も失敗に終わる・・・
 再起後、WBC、ABCO,PABAフライ級暫定王座を獲得しながら再チャンスを待ち、再び坂田に挑戦、今回は2ラウンドKOで勝利、念願の初の世界王座獲得となった。
 この王座初防衛を久高寛之を判定でくだした後、亀田大毅と二度目の防衛戦を行い判定勝ち、この試合でダイレクトの再戦となり判定負けし王座滑落
 再起しまたもやPABA王座を獲得するが即返上しWBAフライ級暫定王座を2度防衛中だったルイス・コンセプションに挑戦、1ラウンドTKO負けを喫し再戴冠ならず・・・
 階級をスーパーフライに上げてPABAスーパーフライ級暫定王座決定戦に出場し7ラウンドTKOで勝利し王座獲得。
 なぜかいきなり正規王座ではなくPABAスーパーフライ級スーパー王座に認定される。
 この王座を10度防衛し返上。
 元WBAスーパーフライ級王者名城信男とWBAスーパーフライ級暫定王座決定戦バンコクで行い勝利、暫定ながら2階級制覇を達成する。
 リボリオ・ソリスが亀田大毅との統一戦のさいに体重オーバーし王座剥奪されたことにより正規王座に格上げされた。
 
 デンカオ、こうやって見るとすごい戦績ですなぁ~~
 しかし、エリック・モレル、ルイス・コンセプションにはKO負け。
 アジアでは正直敵なしで(負けたのは亀2号だけ)PABAの防衛戦の数がすごいですな。
 マァタイの興行事情で何らかのタイトルがかかってないと人が集まらないので咬ませ要員相手の防衛戦でしょうが・・・
 マァそういうオイラもWBFのタイトルマッチに呼ばれたのは咬ませ要員なんですが(笑)
 66戦して3敗しかしてないしKO負けもモレルとコンセプションの中南米人にだけ。
 デビュー戦でPABAタイトル獲得してるし本当はすごいボクサー何やろうけどどうも、せこいイメージしかない(笑)
 世界タイトルの防衛戦は全員日本人ですな・・・
 ジャパンマネーをしっかり稼いでるようですが、まぁタイ人のボクサーはプロモーターに搾取されてるやろうし、お金持ったらすぐ散財しそうなイメージがあるんやけど多分デンカオもそうなんやろうなぁ~(苦笑)
 デンカオももう37歳、最後の一稼ぎというわけでしょうなぁ~