訃報 WBCスライマン会長逝く

 

訃報　WBCスライマン会長逝く

 

ＷＢＣスライマン会長死去…世界戦１２ラウンド制に移行

　プロボクシングのＷＢＣ（世界ボクシング評議会＝本部・メキシコ市）のホセ・スライマン会長が１６日、米国ロサンゼルスの病院で死去した。８２歳だった。ＷＢＣの公式サイトで明らかにした。スライマン会長は２０１３年１０月に同地で心臓のバイパス手術を行い、入院していた。

　メキシコ出身のスライマン会長は１９７５年にＷＢＣ会長に就任。強力な手腕で、ＷＢＣを世界最多の加盟国を誇る団体に築き上げた。また、１５ラウンド制だった世界戦の１２ラウンド制への移行、６オンスグローブの廃止など使用グローブの大型化、当日計量から前日計量への変更なども他団体に先駆けて導入。選手の安全管理でも功績を残した。日本で世界戦が行われる際にはたびたび来日していた。

 

 

　まさに巨星堕つ、ですな・・・

　世界最大のボクシング統括団体ＷＢＣの会長、ホセ・スライマンが亡くなった。

　非営利団体でスポーツ運営を統括する立場であったボクシングの協会はいまや完全な営利団体でスポーツビジネスの汚い部分の象徴とも言えるようなものに成り下がった・・・

　そういう負の一面もあるがボクシングが巨大なビジネスコンテンツになった今ではしょうがない。

　ＷＢＣをここまで巨大にしたのはこの人の力なんでしょうなぁ～

　ＷＢＣを私物化して家族経営にしてしまったので次期会長は息子のスライマンＪＲがやるんかな？

　それとも巨大な権力者がいなくなったので重石が取れて内紛が起こって又新興団体ができるなんて事がないようにしてもらいたいです。

　この人は正にＷＢＣの象徴、スター優遇を非難されたりロッシンジャーニに訴えられてあわやＷＢＣ消滅かなんてこともあったけど、映画「ハリケーン」の主人公、ルービン・カーターや無冠の帝王と言われたホセ・メデルに

ＷＢＣのチャンピオンベルトを送ったりとなかなかのスタンドプレイをこなす役者でもあった。

　世界戦１５ラウンド制だったのを死亡事故が起こったのを期にすばやく対応１２ラウンド製導入を取り入れたのもこの人の功績ですな。（良し悪しは別として）

　

　これ以上、統括団体が増えないように、天国から見張っててください！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アーメン！

　

 

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