いわゆるIBFの問題について考える…
亀2号が負けたのにタイトルを保持するらしいことでいろいろと言われてますな。
正直、IBFという団体は立ち上げの時は本当にいい加減やった…
IBFバンタム級王者だった新垣が当時世界王者として認められないのは本当は当然と言われてもしょうがないような感じやった。
確かにパッキャオもいきなり3階級上げてるけどいきなりあげて出たのは世界タイトルじゃなくインター王者の決定戦でフライ級だったとはいえ世界王者やったからね。
それにそのインター王者の防衛戦を数戦こなしてIBFスーパーバンタム級に挑戦してる。
別にここで新垣が世界王者に値しないとか言いたいんじゃなくIBFは当時かなりいい加減な団体だったという事が言いたいだけ…
でも、それからずいぶんたってIBFもしっかりした団体になった。
オイラIBFのランキングが1位が空位になってるのが多いんでめちゃくちゃなな団体だと思ってたんやけどそれは挑戦者決定戦を行い勝ったものが1位になるというシステムになってると聞いてめち厳格な団体になったんやと考えを改めた。
それより少し前にIBFの世界ランキングにもう亡くなってる選手がずっと入ってたことが問題になったんやけどそういう不祥事が表ざたになったのでトップが変わったか大きな改革が行われ厳格な団体に生まれ変わったものだと勝手に思い込んでた。
だから最近のWBAのデタラメさWBCのご都合主義的な話になると一番良い団体はIBFと思うような発言を繰り返してきたのだ…
だがしか~~~し!思いっきり裏切られましたわ…
これめちゃくちゃですな…
言うたことをその舌の根も乾かないうちに覆す…
世の中そういう事はよくあることなんやけどテレビで放送して発言とか記録に残ってるのにそういう事をどうどうと覆すという幼稚な行為が世界的な団体がするとは世も末です…
でもいろいろ考えてみたんやけど、もう本当にどうでもいいやって思えてきた。
ただ一応の理由を考えてみたんで発表します。
その前にちょっと話を。
赤井英和さんの自伝を読んでるとこういう話があった。
赤井さんは小さいころにお兄さんとその仲間達と一緒になって遊んでたらしい。
小さいころだと一つ、二つ年齢が違うだけでも相当なハンデがあるよな。
鬼ごっこやかくれんぼしても捕まったり見つかったりして鬼になってもうたら年上が本気で逃げたり隠れたりしたらどうすることもできなくなる。
そこで年下の子は遊びに加わりながらも見つかっても捕まっても鬼にならないというルールが設けられえるのだ。
赤井さんは自分はそういう立場だったと書いてあった。
そういうのを”ゴマメ”というらしい。
子供の世界の言葉って土地によって違ったものになるのでこの”ゴマメ”という言葉はポピュラーじゃないのかもしれないけど(オイラは知りませんでした)この”ゴマメ”というの何か感じませんか?
そう、今回の亀2号、”ゴマメ”なんですよ!(笑)
そういうことです!
まぁそんなことでみんな納得するわけないんでしょうがオイラなりの解釈ですわぁ~~~!
って真面目な批判や怒りを感じてる人にとってはかなりふざけたというか肩すかしの内容ですみません。
ちなみに”大人”のルールでは王者がその階級の体重でたとえノンタイトルでも試合をして敗れれば王座ははく奪されるというルールがあるはずです。
負けても防衛数にカウントされるというようなルールはオイラは聞いたことはありません…
ていうか今まで負けた選手がそのままタイトル持ってたことなんてあるの?
テリー・ノリスの反則打で失神した選手は見た目は負けたも同然なんですがルール上も記録も反則勝ちになってると思われます(もしくはノーコンテスト)
本当にJBC使い物になりませんなぁ・・・
PS
大毅のIBF王座がはく奪もしくは滑落にならないことに関しておかしいというように書いた。
ノンタイトルでも王座を持ってるのと同じ体重で負けたら王座ははく奪されるって書いたけどそれはバンタム級ならバンタム級のほかのボクサーにバンタム級ボクサーとして負けたから王者の資格がないという考えからはく奪されると思うんやけど(間違ってたらすいません)、良く考えたら今回確かに大毅はSフライ級のボクサーとしてリングにあがったけど相手はSフライ級のリミットを作れなかったからSフライ級のボクサーではないという事やよな。
だとしたら大毅は確かにソリスに負けたけどSフライ級のボクサーに負けたわけではないのでIBF王座保持は当 然の権利であるのだ。
ちょっと考えたらわかることやけどやっぱりTBS,JBCの説明不足による混乱でしょう。
ただ、防衛回数にいれたらアカンという考えは変わりませんが…