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ボクシングの事書いてます

スポーツ伝説シリーズ1 大逆転 血沸き肉躍る、33の大逆転

 
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 ベースボールマガジン社から出てたスポーツ伝説シリーズというムックの一巻。
 まぁれによってボクシングの記事しか紹介しませんが・・・
 
 PART1 この濃密なるゲーム[プロ野球編①]
 PART2 怒涛のペナントレース [プロ野球編②]
 PART3 日本シリーズでの逆転劇[プロ野球編③]
 PART4 甲子園が生んだ奇跡
 
 PART5”絶体絶命”からの生還 
 この章に
 1973年 ボクシング世界フライ級タイトルマッチ=大場VSチャチャイ 
 今も熱く語り継がれる日本ボクシング界の”伝説” 津江章二
 
 という記事があるので紹介します。
 
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                     この記事です!
 
 この試合はいろんな所で語られてるからボクシングファンで知らない人はいないでしょうなぁ~
 まぁもし知らないのなら勉強しなおせ!って言いたい(笑)←あくまでもボクシングファンを自称する奴に対してです。
 この試合の後に大場は交通事故で亡くなるのだが、その事も含めてこれはまさに伝説の試合。
 ただ、確かに1ラウンドにダウンを奪われて足首をねんざしてしまうのだが、KOするまでの展開、判定を考えると大逆転という感じでもない印象。
 ダメージがある前半はしょうがないにしても中盤8回にはポイントも上回り、ダウン寸前にまで追い込んでる。
 だから、判定までいっても大場の勝ちはゆるぎなかったと思う。
 でも、そういうことはどうでもえぇ!
 人を感動させるという事はこういう事だってことですわ。
 ポイント云々、チャチャイはもうロートルとかそういう事ではない。
 足のねんざをセコンドの考えで温めてしのぎ、その気持ちにこたえようとKOを狙う大場!
 多分ユーチュブトカでアップされてるやろうから観てない人は見るべし!
 
 PART6 予想を覆したヒーロー&ヒロイン
 
 PART7 スーパースターたちの”メイク・ドラマ”
 この章に
  1974年(昭和49年)10月30日/ボクシング世界ヘビー級タイトルマッチ
 常識やセオリーをも打ちのめした”キンシャサの奇跡”
 希代のハードパンチャーを倒し、アリは真の”グレーテスト”の称号を手にした
                                              池田博
 
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                  この記事です。
 
 この試合は世界的にも伝説の試合ですな。
 1970年代以降のボクシングの試合でも一番有名な試合と言えるかも。
 タイソンVSダグラス、タイソンVSホリフィールドも有名やけどどちらも本当の主人公であるタイソンが負けた試合やけどこれはまさにヒーロー生還の試合。
 まぁこの試合では完全に悪役扱いされてるフォアマンはのちにヒーローになるんやけど。
 この試合は映画「モハメド・アリ かえがえのない日々」で詳しく描かれてるし有名ですな。
 沢木耕太郎バックパッカーのバイブル「深夜特急」でも沢木が偶然この試合中継を観るシーンが印象的でした。
 でも、結果知ってて観たからか?
 言われてるほどの逆転劇に見えなかった…
 アリはしっかりポイントを取って様に見えたのだ。
 まぁリアルタイムで観るのと結果知ってて観るのは全然違うけどノーマン・メイラーがこの試合のことを書いた本、「ザ・ファイト」でもアリ有利の印象を受けました…
 大逆転という意味ではこの時の悪役、ファアマンが奇跡を起こしたモーラー戦の方が逆転!!!って感じと思うんやけどリアルタイムじゃないんでそのインパクトの大きさはわかりませんわ…
 
 ボクシングはこの2試合だけしか取り上げられてませんでした…