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ボクシングの事書いてます

山中慎介のこれから

 
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 山中慎介選手、見事なKO勝ちで4度目の防衛を果たしましたが、同じバンタム級に日本人王者が二人もいることでその王者との統一戦が注目されてますな。
 山中選手は日本テレビ系列、WBA,WBOの兄弟はTBSとテレビ局の違いがネックとなってるけど日本テレビ側は一人目をTBSに譲るから二人目をこちらでなんてことを言ってるようです(笑)
 まぁ山中が絶対勝つから二人目があるという自信ですな。
 でも正直、別にオイラはそんな試合観たくない…
 一般的に知名度で勝る兄弟と山中がやることで山中の知名度は絶対上がるやろうけど世界に眼を向けてる山中にとって世界的に評価が高くない兄弟とやってもメリットはないでしょう。
 まぁWBC、WBA,WBO統一王座ってなったらいやがおうにも知名度も評価も上がるとは思いますが。
 でも、兄弟側がこのオファーを受けるとは思わない。
 ホルセ・アルセが勝てないのわかっててもノニト・ドネアとやったのはやっぱりビッグファイトになって大金が入るというのが一番の理由と思うけどお金よりも名誉を大切にするボクサーもいるのだ。
 こう書けば格好良く思えるけど名誉=負けないですから(笑)
 まぁボクシングの世界に絶対はないんでもしかしたら山中が負けるかもしれない。
 でも、盲信的なファン以外で兄弟が山中に勝てると予想する人も少ないでしょう(いないとは言わない) 。
 マッチメイクの上手さに定評のある親父さんが対山中戦にGOサインを出すとは思えない…(親父でも長男VSポンサクという間違いは犯したがそれに懲りてより慎重になったと思う)
 兄弟でやる可能性があるとすれば次男でしょう~
 次男が次にIBFスーパーフライで二階級制覇をしたあとに三兄弟同時バンタム級制覇という記録に挑むためとか(笑)
 まぁ次男にそこまで無茶させないとは思いますが…
 ということで山中慎介VS兄弟の対決はない!と断言しときます!まぁこれがコツがえっても後で攻めんといてください(笑)
 
 という事は山中のこれからを考えるとIBF王者かWBAスーパー王者との対決ですな。
 ということでその二人のことをちょっと調べてみましょう~
 
  まずは、WBAスーパー王者、アンセルモ・モレノ (パナマ
 
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              戦績 37戦 34勝(12KO) 2敗 1分
          ニックネームはエル・ファンタスマ(亡霊)
               サウスポー
 
 デビューより5連勝するも6戦目でドロー。
 7戦目は勝利するも8戦目で初黒星を喫する。
 そこから4連勝でWBAフェデセントロ、スーパーフライ級王座決定戦出場のチャンスを得、これに勝利し初戴冠(防衛線をせずに返上)
  次戦でパナマナショナル王座と返上したWBAフェデセントロ王者を又獲得(また返上)。
 16戦目に一階級上げてWBAフェデセントロバンタム級フェデボル王者決定戦を元IBFスーパーフライ級王者フィリックス・マチャドと争い判定勝ちし王座獲得(フェデボルはすぐ返上)
 18戦目にはフェデカリブ王座決定う戦に出場しこれに勝利し獲得。(この試合はフェデセントロの防衛戦も兼ねていたので防衛1)
 20戦目にフェでカリブ王座を判定で防衛、22戦目に元WBCスーパーフライ級王者トーマス・ロハス(この時点ではまだ王者にはなっていない)相手にフェでカリブ王者の防衛戦を行い判定勝ちし2度目の防衛。
 23戦目にフェデセントロの防衛戦を兼ねたWBAバンタム級挑戦者決定戦に出場し1ラウンドKO勝利し挑戦権獲得(この後フェデセントロ、カリブ両王者を返上)
 24戦目WBAバンタム級王者ウラジミール・シドレンコの7度目の防衛戦の愛として挑戦、シドレンコに判定勝ちし念願の世界王者に。
 1度目の防衛戦をセシリオ・サントス相手に行い7ラウンド負傷判定で勝利。
 日本のジム所属の比人、ロリー松下を判定で下し2度目の防衛。
 3度目の防衛戦はシドレンコとの再戦を判定で勝利し返り討ち。
 4度目は元WBAスーパーバンタム級王者マヤル・モンシプールが一階級下げて挑戦してきたが判定で下す。
 ノンタイトルを挟んだ後、5度目の防衛戦はフレデリック・パトラックを11ラウンドTKOで退ける。
 6度目の防衛戦は暫定王者ネオマールセルメニョとの統一戦でこれに勝利し王座統一。
 7度目の防衛戦はセルメニョとのダイレクトの再戦でこれに勝利しWBAスーパー王者に認定される。 
 8度目の防衛戦は坂田健史、トラッシュ・中沼との対戦もある元WBAフライ級王者、ロレンソ・パーラと。
 パーラを8ラウンドTKOで破り防衛。
 9度目の防衛戦で山中に敗れる前のビク・ダルチニアンを迎え判定勝ち。
 デビット・デラモーラ9ラウンドTKOで破り、10度目の防衛を飾る。
 36戦目2階級制覇を狙ってWBCスーパーバンタム級王者アブナー・マレスに挑戦するが判定負けっし二階級制覇に失敗。
 ウイリアム・ウリナに判定勝ちし再起とともにバンタム級王者11度目の防衛戦を果たす。
 
 次はIBF王者、ジェームス・マクドネル
 
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            現IBFバンタム級王者ジェームス・マクドネル
 
             戦績 24戦 21勝(9KO) 2敗 1分(英国)
 
 6回戦でデビューを飾り、そこから4連勝。(オール判定勝ち)
 5試合目に引き分けるがその後は4連勝(2KO)。
 8戦目に空位のBBBcfC(英国ボクシング管理委員会)イングランドバンタム級王座決定戦に出場し3ラウンドTKOで初戴冠。
 10戦目に空位のBBBofC英国スーパーフライ級王座決定戦に出場するも判定負けで初黒星。
 次戦も判定負けし連敗を喫すもそこから再起、4連勝して16戦目に英国王座と空位イギリス連邦バンタム級王座を賭け対戦、これに判定勝ちし両王座とともに世界ランキングも獲得。
 次戦は初の海外試合、フランスで空位のEBU欧州バンタム級王座決定戦に出場し10回TKOで王座獲得。
 このタEBUタイトルを二度防衛した後、英国王座、イギリス連邦王座、EBU王座をかけた試合でも勝利しすべての防衛を成功させる。
 23戦目にIBFバンタム級王座挑戦権を賭けてダーウィン・ザモラと対戦、8回で目を塞ぎ棄権させて勝利しIBFランキングを1位に上げる。
 IBFバンタム級王者のレオ・サンタクルスの返上に伴いIBF2位のフリオ・セハとの王座決定戦に出場。
 これに判定勝ちしIBFバンタム級王者となる。
 
  山中選手、やっぱりやるとすれば世界的評価の高いモレノでしょうな。
 試合実現すると良いですなぁ~~~