二匹のブル その2
チームでアメリカはロサンゼルスに到着、偉大なるボクサーたちがしのぎを削りあってきたボクシングの本場だ。
空港で麻薬密売グループの逮捕劇に捲き込まれ一味を倒す源。
FBIに感謝されることに。
その足でメインストリートシジムに向こう一行。
いきなりスパーリングさせられると相手をノックアウト、マクファーレンの昔馴染みだったトレーナーアンクル・ジョオにも見込まれる。
2週間後の試合を早速打診されるのだった。
しかし組織に眼をつけらた源は組織のドンに狙われるが逆にFBIと結託して弱みを握る。
アメリカでも強引に裏の世界で力をつけていく源。
試合当日、リョオの試合相手、急遽変更に。
相手は新人つぶしの専門ボクサーホセ・ムリエノに。
ムリエノは試合慣れしていない新人を反則を交えての変則ボクシングで幻惑、何人もの有望新人を潰して来たのだった。
しかしあえて、その対戦相手を受け入れるリョオ。
自分を試すためにムリエノとの試合に挑むのだった。
オリンピック・オーディトリアムにてリョオのデビュー戦が。
案の定、サミング、ロブロウ、ホールド、バッティングなどの反則のオンパレード。
サミングで目をやられたリョオは目に頼らず相手が攻め込むのを待ってアッパーのカウンター一撃で相手を失神させるのだった。
こうしてアメリカデビューを飾ったリョオ。
そして数カ月後
砂浜を走るリョオとマクファーレン。
その横をオープンカーに金髪女性二人を乗せた源がラスベガスでのネバタ州チャンピオン殿試合が決まったので現地調査に行くと叫んでそのまま去って行くのだった…
苦笑いする2人はまた黙々と走りだすのだった…
<完>
正直、二匹のブルのもう一匹いらんと思いました(笑)
純粋なボクシングストーリーの方がオイラ好みというのもあるけど、源のキャラクターは結構ウザい・・・
それと裏社会の話とか絡んで来てボクシングストーリーが進まないので結局プロで2戦しかしてない時点で終わってもうた。
後、ボクシングンお取材はきちんとしてるようで、今はなくなったメインストリームジムとか、試合会場のオリンピック・オーディトリアムとか丁寧に書き込んでたけど、氷川との試合で片手で勝負とか4回戦でダウンの応酬とかリアリティはイマイチです。
まぁボクシング漫画って編集の方針もあったりするのかもしれんけど試合のリアリティとか追及する漫画ってほとんどないですからなぁ~~