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ボクシングの事書いてます

バトルホーク風間

 
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ちょっと前にこんな記事があった。
 
 書いたのは熱烈なボクシングファンで、セコンドライセンスを持つ、現役住職であり絶叫ミュージシャンという変な型が気を持ってる福島泰樹
 この人はボクシングについて書いてる本も数冊出してるんやよな。
 
 その住職が友人でもある故人、バトルホーク風間について書いてる。
 
 ということでバトルホーク風間の紹介でも。
 
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                  バトルホーク風間
          アマ戦績 132戦 123勝 (104KO) 9敗
            戦績 30戦 18勝(7KO) 8敗 4分
                元日本ライト級チャンピオン
                    本名 清(キヨシ)
              
 
 小学生のころから兄の影響でボクシングを始め、高校時代にインターハイ王者となり専修大学に進学、全日本選手権優勝などの実績をのこしてプロへ。
 日本でのプロデビューの前にハワイに行き、カラカウアジムでたっど河村に師事。
 この時にタッドの影響で対戦相手を「倒せ」ではなく「殺せ」と教えられその影響をうけた。
 ハワイでデビュー戦を飾り、そのままハワイで5連勝し、日本に帰国。
 6戦目に日本でライオン古山の持つ日本ライト級王座挑戦で日本デビュー。
 この試合は惜しくも引き分けで終わる…
 1戦挟んでノンタイトルで古山と再戦するもまたしてもドロー…
 WBA Jウエルター級王者アントニオ・セルバンデスとベネゼエラでノンタイトルで対戦して6ラウンドTKO負けを喫する。
 再起を判定勝ちで飾った後、元東洋ライト級王者で世界タイトルでセルバンデスに敗れた門田新一と対戦、これは引き分けで終わってしまう。
 再起戦は韓国で金 台鎬相手行ったが判定負け、その次の試合も韓国で呉 英鎬の持つ東洋王座に挑戦するが判定負けと連敗を喫してしまう。
 日本人相手に再起を飾り、後の日本ライト級王者になり世界王座にも挑戦することになる用階政弘と対戦、6ラウンドKO負け…
 韓国で負けた金 台鎬と再戦し返り討ちに合い、タイトル挑戦した呉 英鎬には引き分けと勝ち星から見放されてしまう。
 しかしここから連勝していき、23戦目に大橋満雄と日本ライト級王者決定戦を行い3ラウンドKO勝ちで日本王座に。
 このタイトルを二度KOで防衛した後、WBA、Jライト級王者サムエル・セラノに挑戦が決まる。
 しかしこの挑戦は13ラウンドTKOで敗れ王座獲得ならず…
 気持を切替、日本王座防衛戦で守安竜也、成田城健を破り防衛を4まで伸ばすが成田とのダイレクトリマッチに敗れ王座滑落、立場を入れ替えてのラバーマッチにも負けてしまい、網膜剥離になったことで引退するのだった…
 
 言いたいことを言う性格だったようで素行が悪いような見られ方もしていたよう。
 引退後はレフェリー、トレーナーをした後にJBC未加盟のバトルホーク風間ジムを起こし、そこで亀田昭雄も在籍していた。
 ほかには作家の故、立松和平サンなども在籍して居た。
 
 癌になりその闘病記をワールドボクシング誌に連載、かなりの文才があったらしく編集者の直しはほとんどなかったそう。
 2004年 10月3日 心不全のための死去。