長谷川穂積、課題クリアで判定勝ち
長谷川、世界へ圧勝 無傷3―0「打たせず打つ」課題クリア…Sバンタム級世界前哨戦
◆報知新聞社後援 プロボクシング「リアルスピリッツ」 ▽55・8キロ契約10回戦 ○長谷川穂積(判定3―0)アルツロ・サントス●(22日・神戸市立中央体育館) 元WBC世界バンタム、フェザー2階級王者で同フェザー級6位の長谷川穂積(32)=真正=が、アルツロ・サントス(26)=メキシコ=に3―0の判定勝ち。陣営は次戦での世界再挑戦を狙う。長谷川の通算成績は31勝(13KO)4敗。WBC世界バンタム級王座挑戦者決定戦は、王者・山中慎介(30)=帝拳=が観戦する中、同級1位のマルコム・ツニャカオ(35)=真正=が、3位のクリスチャン・エスキベル(26)=メキシコ=に7回TKO勝ち。来春にも両者が激突する。
長谷川が貫禄勝ちだ。3―0の判定勝ちが告げられると「まず勝ったことが一番。無傷で終われてよかった」。ディフェンスを課題にし、無理にKOを狙わないと決めた一戦で、北京五輪8強のエリート・サントスのパンチを小気味よくかわし、何度も左ストレートを放り込んだ。ロープを背にした打撃戦でも地元神戸の会場を沸かせ「お客さんを意識し、ムキになる場面もありました」と反省したが、健在を示した。
世界2階級制覇後の昨年4月、WBC世界フェザー級王座初防衛戦でジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に4回TKO負けし陥落。現役続行を決意し今年4月、1年ぶりの復帰戦で同級スペイン語圏王者のフェリックス(メキシコ)に7回TKO勝ちも「動きが硬く、内容に納得できない」と心から笑えなかった。「今のレベルで今後やっていけるのか」と自問自答した。
悩んだ結果、「やっぱりボクシングが好きだ。ボクシングがない人生は考えられない」との素朴な結論にたどり着いた。無名時代からともに歩んできた山下正人会長(50)とのコンビも復活。練習に一層、身が入った。過労による左足肉離れも乗り越え、世界レベルでは初となるスーパーバンタム級(55・3キロ以下)の減量もクリア。契約ウエートは55・8キロだが、今後を見据えて同級リミットまで一度落とすなど「過去最高のモチベーション」でリングに上がり、実力差を証明した。
さあ次は世界再挑戦。「打たせずに打つボクシングが戻ってきた。来年春ごろに挑戦できれば」と山下会長は、スーパーバンタム級とフェザー級の両にらみで今後、交渉にあたる。長谷川も「世界のベルトを巻くのが僕の仕事。早く取り戻し“再就職”したい」。日本ボクシング界の顔が再び世界戦線に名乗り出た。
取りあえず自分の中での課題をクリアしたようなので安心しました。
勝っても自分で納得行かなければやめてしまうボクサーだっておるからな。
スーパーバンタム級、強豪の多い階級ですが、それだけにやりがいもある。
真実の3階級制覇、日本のボクシングファンに魅せてください!
追記
新聞記事貼り付けときました~~
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