ロープ際の魔術師 ジョー・メデル
無冠の帝王、ロープ際の魔術師、ジョー(ホセ)・メデル!
この人はメキシコでよりも日本でのほうが評価も人気も高いらしい。
それはヤッパリ、、関光徳、、ファイティング原田という当時の名選手を倒してるからやろうな。
戦績 112戦 73勝 (45KO) 30敗 9分 メキシコ
デビュー戦は3ラウンドKO負けと黒星発進・・・
そこから4連勝するも引き分けと失格負けが続くが気を取り直して3連勝(3KO)また引き分けの後に黒星と安定感がなかったが、8連勝して引き分の後2連勝と調子を上げていくがやはりちょこちょこと黒星も喫していた。
33,34戦目と連続して後の世界チャンピオン、ジョー・ベセラに黒星をつけられる。
デビュー4年目と5年目には3連敗を。
しかしその後徐々に黒星が少なくなっていく。
3連敗の後の黒星はジョフレにつけられたもの。(10ラウンドKO)
日本に遠征して関光徳と対戦、この試合は関の優勢で進められていたがロープ際でのカウンターで大逆転。
次の試合も日本人を判定に下している。
一戦挟んで矢尾板貞夫とも対戦し、勝利を収める。
そして、黒星をつけられたジョフレへの世界タイトル挑戦が決まる。
しかし返り討ちにあい6ラウンドKO負け。
こうして初の世界挑戦は終わる・・・
半年のブランクを得て復帰しKO勝ちするも次戦で判定負け。
同じ相手にダイレクト再戦するもドロー。
そこでまた日本遠征し、ファイティング原田と対戦。
原田のラッシュに苦しめられるがまたしてもロープ際でのカウンターで大逆転!
関と原田の試合から「ロープ際の魔術師」の異名をとる。
このエピソードは漫画「あしたのジョー」の中でも語られていたのでジョフレの名前は知らなくてもメデルの名前は知ってるという人は意外と多いのかも?
原田を倒した後、河合哲郎と引き分けるが(相変わらず安定感がない)1敗1分だったマニー・バリオスに勝利。
レイ・アシスに負けるが一戦挟んで雪辱この後日本人を含む相手に8連勝していきおいに乗り再度の世界タイトルアタックが決まるのだった。
相手は一度倒したファイティング原田!
しかし今回の原田はカウンターを恐れてアウトボクシング追い足のないメデルは判定負けを喫してしまうのだった・・・
日本人にかろうじで引き分けた後やっと1勝をもぎ取るのだがライオネル・ローズ、ルーベン・オリバレスという強豪に連敗、日本人にやっと勝利するも金沢和良に判定負け。
6ラウンドTKO(出血)で破れリング上で引退を表明するのであった・・・
メデルはもう亡くなっちゃったけど生前メキシコで会ったのでその時の写真を後日アップしますわ。