村田諒太の今後はどうなる?
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日本人には難しいとされてきた、重量級での金メダルを獲得した村田諒太選手。日本の金メダル7個のなかでも最も獲るのが難しいという声も |
1964年の東京五輪以来、実に48年ぶりとなるボクシングでの金メダルを獲得したミドル級(75kg以下)の村田諒太(りょうた)。
日本プロボクシング協会会長で、元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏が興奮気味に話す。
「正直、自分が生きているうちに日本人の五輪金メダリストを見られるとは思っていませんでした。しかも、(重量級の)ミドル級なんて日本人にとっては夢のまた夢でしたからね」
偉業を成し遂げた村田の強さについて、ボクシングライターの原功(いさお)氏が解説する。
「通常、アマチュアは試合が3分3R(ラウンド)と短いので、作戦上、ボディをあまり打たないケースが多いのですが、村田選手はしっかりとボディを打つ。回を重ねるごとに、目に見えて相手が弱っていくのには驚きましたね。よほどパンチが強く、また、正確に的をとらえているということです」
そして、村田の最大の武器が日本人離れしたパワー。
「日本人がミドル級などの重いクラスで通用しない理由はパワー負けするから。ですが、村田選手はそこに一番の自信を持っていました。前に出る馬力、パンチ力といった部分で、日本人にはないものを身につけています。銀メダルのウズベキスタンの選手は、もとは上の階級で世界選手権でも優勝していました。でも、その相手に体負け、パワー負けをまったくしていませんでしたからね」
ここで頭をよぎるのは、「プロに転向したら、どこまでやれるのか」という素朴な疑問だ。
再び前出の大橋氏に聞いた。
「ミドル級の世界王者も全然いけると思いますよ。ただ、すごい強敵だらけではあります。それにプロは12R制ですし、グローブも小さくなる。あとアマチュアの選手は、プロほどはボディを鍛えていないので、アマと同じようにボディブローを効かせるのは難しいと思います」
前出の原氏にも聞いてみた。
「あれだけのパワー、馬力はすでにプロの世界でもトップ10に入るレベル。ただ、アマチュアは防具をつけて3分3R。プロはその4試合分ですから、プロ用のスタミナや12Rをうまくペース配分するといった駆け引きの部分も身につける必要はあります」
ラクな道ではないということか。
「でも、彼は賢いので、駆け引きやスタミナの問題も十分クリアできると思います。中学生の頃から、WOWOWで週1回中継される海外のボクシングを欠かさず見ているほどのボクシングマニアですから、自分に何が足りないかも客観視できているはず」(原氏)
前出の大橋氏は、プロとしてのスター性にも太鼓判を押す。
「身長も高くて、顔もカッコいい。家族も大事にしている。言うことなしですよ」
となれば、あとは本人のやる気次第だが、帰国後の記者会見では、プロ転向の可能性について「今のところ考えてない」と否定的な考えを示した。
「一般的にはアマの延長上にプロがあると考えがちですが、彼らアマチュア選手は、自分たちがプロより下だとは思ってないし、実際に下ではない」(大橋氏)
そうとは知らなかった。大橋氏は自身の複雑な心境を語る。
「確かに、プロに転向すれば、すぐに世界王者を狙える。ただ、もはやレジェンドになった村田君がプロにきて、KOされたり、倒されるシーンも見たくないんですよね。それよりも4年後、8年後の五輪で日本がメダルを量産できるように、今回の経験を還元してくれればという気持ちもあります」
にわかファンとしては、やっぱりプロで大暴れする姿も見てみたいけど。
日本プロボクシング協会会長で、元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏が興奮気味に話す。
「正直、自分が生きているうちに日本人の五輪金メダリストを見られるとは思っていませんでした。しかも、(重量級の)ミドル級なんて日本人にとっては夢のまた夢でしたからね」
偉業を成し遂げた村田の強さについて、ボクシングライターの原功(いさお)氏が解説する。
「通常、アマチュアは試合が3分3R(ラウンド)と短いので、作戦上、ボディをあまり打たないケースが多いのですが、村田選手はしっかりとボディを打つ。回を重ねるごとに、目に見えて相手が弱っていくのには驚きましたね。よほどパンチが強く、また、正確に的をとらえているということです」
そして、村田の最大の武器が日本人離れしたパワー。
「日本人がミドル級などの重いクラスで通用しない理由はパワー負けするから。ですが、村田選手はそこに一番の自信を持っていました。前に出る馬力、パンチ力といった部分で、日本人にはないものを身につけています。銀メダルのウズベキスタンの選手は、もとは上の階級で世界選手権でも優勝していました。でも、その相手に体負け、パワー負けをまったくしていませんでしたからね」
ここで頭をよぎるのは、「プロに転向したら、どこまでやれるのか」という素朴な疑問だ。
再び前出の大橋氏に聞いた。
「ミドル級の世界王者も全然いけると思いますよ。ただ、すごい強敵だらけではあります。それにプロは12R制ですし、グローブも小さくなる。あとアマチュアの選手は、プロほどはボディを鍛えていないので、アマと同じようにボディブローを効かせるのは難しいと思います」
前出の原氏にも聞いてみた。
「あれだけのパワー、馬力はすでにプロの世界でもトップ10に入るレベル。ただ、アマチュアは防具をつけて3分3R。プロはその4試合分ですから、プロ用のスタミナや12Rをうまくペース配分するといった駆け引きの部分も身につける必要はあります」
ラクな道ではないということか。
「でも、彼は賢いので、駆け引きやスタミナの問題も十分クリアできると思います。中学生の頃から、WOWOWで週1回中継される海外のボクシングを欠かさず見ているほどのボクシングマニアですから、自分に何が足りないかも客観視できているはず」(原氏)
前出の大橋氏は、プロとしてのスター性にも太鼓判を押す。
「身長も高くて、顔もカッコいい。家族も大事にしている。言うことなしですよ」
となれば、あとは本人のやる気次第だが、帰国後の記者会見では、プロ転向の可能性について「今のところ考えてない」と否定的な考えを示した。
「一般的にはアマの延長上にプロがあると考えがちですが、彼らアマチュア選手は、自分たちがプロより下だとは思ってないし、実際に下ではない」(大橋氏)
そうとは知らなかった。大橋氏は自身の複雑な心境を語る。
「確かに、プロに転向すれば、すぐに世界王者を狙える。ただ、もはやレジェンドになった村田君がプロにきて、KOされたり、倒されるシーンも見たくないんですよね。それよりも4年後、8年後の五輪で日本がメダルを量産できるように、今回の経験を還元してくれればという気持ちもあります」
にわかファンとしては、やっぱりプロで大暴れする姿も見てみたいけど。
↑この本田会長の意見、重いですな…
”金メダルを取った栄光は世界王者にならないとかすんでしまうから”
そう、世界王者にならなければ金メダリストの価値が落ちてしまうのだ…
協栄ジムってこういう話題作りするの好きやよなぁ・・・
一億円を払ってでもとるメリットがあると思う反面、ミドル級という階級なんで失敗する可能性も大いにあるのだ。
軽量級ならプロの水が合わなくても、亀田ほどひどくはなくてもどうにか世界チャンピオンに仕立てあげることは今のボクシング界じゃ十分出来ると思う。
日本人初のボクシング金メダリスト 故、桜井孝雄さんの頃はそういうことが出来なかったんで桜井さんは惜しくも世界タイトル戴冠は出来んかったんやけど…
パッキャオ、もう少し若ければ金メダリストというスター選手やねんから対戦は絶対無理ってわけでもないかもしれんけど、もうすぐ引退するやろうから村田選手を待つ時間なんてないから現実的ではないですな…
日本はエリートボクサーを短期で世界挑戦させるのはやってるけどアメリカはデラやメイでも10戦以上の経験は積ませてるからな。
ただ、パッキャオが登場するまでアジア人はなかなかスターにはなれんと決めてかかってたけど面白い試合すればスターになれることもわかったし村田選手はビジュアルも良いのでスターになれる要素を持ってるはず。
マァ今更K-1に行くわけないでしょう・・・
亡き恩師に報告!
まさにスターですなぁ~~~!
追記
金平会長、ねばるなぁ・・・
取りあえずはゆっくりしたいでしょう~~
素晴らしい指導者になって良い選手をバンバン作ってほしいですなぁ~
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