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ファイティング原田 王座獲得50周年祝賀会

 
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ステージでポーズをとるファイティング原田氏(中央)=5日午後、東京都内のホテル
 日本初のボクシング世界2階級制覇を達成したファイティング原田氏の王座獲得50周年を記念する祝賀会が5日、東京都内のホテルで開かれ、ガッツ石松氏や輪島功一氏ら往年の世界チャンピオンや、歌手の北島三郎ら各界から約500人が出席した。
 原田氏は1962年に19歳でフライ級王座を、65年にはバンタム級のタイトルを獲得。引退後は日本プロボクシング協会の会長を7期21年にわたって務めた。この日、69歳の誕生日を迎えた原田氏は「本当に感謝の気持ちでいっぱい」とあいさつした。
   
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 ファイテイング原田の王座獲得50周年パーティーがあったみたいですな。
 この人はまさにオールドグレイト
  ファイティング原田の時代はボクシングの王座認定団体は一つ、階級もスーパーとかジュニアとかがない、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、Lヘビ-、ヘビーの8階級だけ。
 つまり、世界中にボクシング世界チャンピオンが8人しかいなかった時代。
 ファイティング原田は二階級制覇王者だが、実質3階級制覇とっいても良い。
 3階級目のフェザー級のタイトル挑戦を敵の地元オーストラリアで行って3回のダウンを奪うも地元判定で王座獲得ならず…
 その相手と今度は日本で対決したが今度はKO負けを喫してそのまま引退したのだった…
 それだけではない、日本人ボクサー唯一のアメリカボクシング殿堂に名を刻まれているボクサーでもある。
 その選抜理由にいちばん貢献したのは”黄金のバンタム”ブラジルのエデル・ジョフレからバンダム級王座を奪った試合とそのリマッチにも勝利した星である。
 エデル・ジョフレの敗北はその二敗のみ。
 今で言えば無敗のフロイド・メイウェザーに黒星を始めてなする付けたようなもんなんかな?
 当時の状況がわからないんで何とも言えないけど(メイが日本人と対決する事は当然考えられないけどジョフレは青木勝利を防衛戦で倒したりしてる)凄いことやよな。
 だから当然、ファイティング原田が日本人世界チャンピオンの中でも海外的に一番評価されてるんやろうな。
 マイク・タイソンその2)は、ファイティング原田の試合フィルムを見て勉強してて、日本に来た時に原田に会って感激してたって記事もみたことあるからなぁ~
 だから日本のボクシングの世界でファイティング原田を貶めるようなことを言うのはタブーみたいになってる(笑)
 だからあえてオイラはファイティング原田に苦言を託して見ようと思うのだ。←ヒネクレモノ
 
 オイラ、ボクシングの試合は古くても、輪島、大場ぐらいまでしかあまり興味がないので原田の試合はちゃんと見たことがない…
 まぁ元々技術的なことにあまり興味がないし三流画家がダ・ビィンチの絵の技術云々を語っても恥ずかしいだけなのと一緒で技術云々は別に言わない。
 何が嫌だと言うと、いつも減量の話ばっかりすること!
 苦しかった、ここまで苦しい事したんだから負けられないと思って頑張れたって話ばかりする。
 まぁ実際苦しんでる姿見てないし偉そうには言えないけど、苦労自慢に聞こえてしょうがない…
 オイラはあまり減量に苦しんでないし別にタイトルマッチ云々とかなかった(最後の試合のWBFタイトルマッチは実質3階級も上の階級でやったし)から階級をすぐにあげれたし体重が落ちやすい体質だったんですぐにリミットのアンダーまで行くようなボクサーだったんで苦労してないんやけどそれでもいつも試合なくても節制して減量幅は5kg以上になったことなんてない。
 試合なくても増えたら節制してたからな。                           
だから減量幅の自慢するボクサーは日頃の節制が出来てないと思う所がある。 まぁ、実際はそれだけじゃないんでしんどいのはしんどいんやろうけど。       
 太りやすい体質とか、適正体重よりも下の階級で戦わないといけないこともあるやろうし、日頃から節制してると本来の身体のパワーが無くなる部分はあるかもしれんしな。 (監督は飯いっぱい食う奴の方が強いっていうてたし)  
 まぁそのようなことは本人とトレーナーぐらいしかわからんやろうから。        
 でもそう言う苦労話を自慢げに話すのもなんだかなぁ…                 
 輪島会長がなにかのコメントで減量はみんな苦しんでるんだから自分だけ特別みたいな言い方するのはどうかみたいな苦言(原田の名前は出してない)をしてたな。 
 あと、現代のタイトルの価値と昔のタイトルの価値、云々をいうこと。    
 確かに、昔の団体一つでジュニア階級がなかった時の方が世界タイトルもと獲りにくいやろうし価値もあるのは事実やけど、現代に生まれた人は現代の条件でやるしかないのだ。                                   それを俺の時代はこうだったのに今はダメだって言われてもしょうがない…      
 生まれてくる時代は本人には選べないんやから。                    
 逆に今の方がボクシング人気ないしファイトマネーも安いという悪条件だってある… 
 昔のボクサーにはこれで一旗揚げるしかないって大いなる野望も持てたし選択肢も限られてたはず。          でも今の若者はもっと楽に稼げる仕事はいくらでもあるし、割の良い仕事の方が多いのにあえてボクシング(つらい道)を選んでるという所にある意味凄さを感じても良いのではと思う。                                   あしたのジョーの中で、東洋タイトルマッチの時チャンピオン、金竜飛朝鮮戦争で飢えて親を殺すというエピソードを聴いて丈は戦慄を覚えるのだが、何のことはない食べらなかっただけで自ら食べれるのに食べない方が精神的に強いのでは(力石ね)という思いを抱き金に打ち勝つという話があるのだが、つまりそういうこと。   
 オイラの大好きなノンフィクション作家、故佐瀬稔氏もそういうことを著書の中で書いていた。 (浜田剛史はその典型って言うかあそこまで行くと変態ってぐらい禁欲的過ぎる…)  佐瀬稔の浜田剛史のドキュメント挫折と栄光         まぁオイラは上を目指してボクシングやってたわけでは無いのでそういう現代のストイックな若者ではなくただの丈オタクがコスプレの延長でやってたようなもんやから自分が凄いなんて言いたいわけでもないしそんなストイックな人たちに比べたら失礼ですわ。                                              
 文句書いたけど、オイラごときがこんなこと書いてもファイティング原田の偉大さは変わりません(笑)            別に偉業を貶めようとか、たいしたことないって言いたいわけでは無いのだ。    
 ただ、故白井義男さんは記録としては原田の偉業ほどではないのかもしれないが日本国民に与えた力は比べようにならない程大きい、本当の国民的英雄なのに偉ぶった所がなく素晴らしい紳士だったとだけ付け加えときますわ。      こんな事描きながら直接会って良い人やったら絶賛するかも知れんし試合のビデオ見てその迫力のトリコになることもあるんやろうけどなぁ。  
 
 ファイティング原田ファンの人スイマセンこれは負け犬の遠吠えです(笑)                                                                                                              NAボクシングジム
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