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エル・マリアッチシリーズ(デスペラード、レジェンド・オブ・メキシコ)

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  メキシコの小さな田舎町アクーナで、刑務所を脱獄したギャングのボスアズールが、盗んだ金をひとり占めした昔の仲間モーリシオ(現在は違う組織のギャングのボス)の配下を皆殺しにしていた。アズールは黒いギターケースにマシンガンを入れ、黒い衣装に身を包んでいた。手下を殺されたことに激怒したモーリシオは、彼の行方を追い、町中に黒いギター・ケースを持った黒服の男を探し出すよう指令を出す。一方、黒いギターケースを抱えたマリアッチエルが仕事を探してやってきた。何も知らぬエルはホテルにチェックインするが、フロントが彼をアズールと勘違いし、モーリシオに知らせたために殺し屋達がホテルへ彼を始末にやってきた。自分が殺し屋に狙われている事を知ったエルはホテルから逃げきるが、その際に3人の殺し屋を殺してしまう。行き場の無くなったエルは、仕事の売り込みに立ち寄ったバーの美しい経営者であるドミノにかくまってもらう。二人はお互いに惹かれあっていくが、彼女はモーリシオの愛人の一人である事が明らかになる。

 エル・マリアッチ
 
 ロバート・ロドリゲス監督ががメジャーデビューする前に自主制作で作った映画でかかった費用はわずか7千ドルと言う低予算映画。
 出てる俳優も友達とか親戚使って、スタッフとキャストも掛け持ちと言う映画ながら面白いと評判になりハリウッドで買われたという。
 無名キャストながら内容の面白さに引き込まれてしまう。
 ただ、この映画、続編の「デスペラード」がヒットしたおかげでソフト化されたので、オイラはデスペラードの後に見ました。
 デスペラードはハリウッドメジャーで制作されたのでお金がかかってるけどやはりこれは7千ドルの映画なので迫力に欠ける部分があるけど十分おもしろいですわぁ~
 後、先にデスペラードを見たので主人公の俳優が違うんでキャラもかなり違う。
 アントニオ・バンデラスはめちゃ強い腕利きやけど、この主人公は巻き込まれていくからちょっと情けない感じやったな。
 
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昔ギャングに恋人を殺され、自らも掌を撃たれマリアッチとしての道を閉ざされたエル。彼はギターケースに武器を詰めてギャングのボス、ブチョを捜して復讐することと考えていた。友人ブシェミの協力を得て、エルはブチョに近づくために彼が経営する酒場に行くが、正体がばれ酒場にいた彼の手下達と壮絶な撃ち合いを繰り広げる。立ち向かって来た手下を皆殺しにして切り抜けたエルだが、追っ手から通りすがりの美しい女性、カロリーナをかばい撃たれ傷を負ってしまった。カロリーナは怪我をしたエルを自分の店にかくまい手当てするが、ブチョにそのことを悟られ、カロリーナの店は、ブチョの手下達に襲撃されてしまう。襲撃を切り抜けたエルは、かつて仲間のカンパとキーノを援軍として呼び、ブチョと対決する。

 
 エルマリアッチの続編と言う形にはなってるが正式な続編と言うわけでは無くセルフリメイク的な作品。
 配役には当時、マドンナとの共演を断って、「マドンナを振った男」とか「世界一セクサーな男」と言われたアントニオ・バンデラス
 ヒロインにはメキシコで絶大な人気を誇るサルマ・ハエックがハリウッドデビュー。
 脇役にスティブ・ブシェミ、クエンティン・タランティーノなど曲者俳優が出てるのも見どころ。
 銃撃戦の迫力は圧巻。
 
 オイラは当時、ボクシングを一時引退してた時期で髪の毛をずっと伸ばしてくくってたんやけど、友達の親父さんにバンデラスに似てると言われたことがあった。
 バンデラス出演の映画はインタビュー・ウィズ・バンパンイヤしか見てなくて全然格好良いと思ってなかったオイラはうれしくもなんともなかったのだが、これを見てメチャ格好良くて好きになり劇場を出るときはバンデラスに成り切ってたもんである(笑)
 ちなみに実際はまったく似てません、ただロン毛でチョイ濃い顔してるだけでした…
 奥さんに似てるって言われたって言うたらまったく似てないと否定されました、まぁわかってるけどネタとしていまだにたま~に使わせてもらってます(笑)
 
 エル・マリアッチの主人公の人は最後に主人公のスケットとしてチラッと顔を出してますわ。
 
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ギターケースを抱えた伝説のガンマン、エル・マリアッチは愛する女性、カロリーナと幸せに暮らしていたが、マルケス将軍に彼女を殺され、今は悲しみの中ひっそりと暮らしていた。その頃、メキシコ国内は不穏なクーデター計画に揺れていた。このクーデター計画の鎮圧に乗り出したCIA捜査官サンズはエルの噂を耳にすると、彼にクーデターの首謀者である麻薬王バリーリョと憎きマルケス将軍の暗殺を依頼する。しかし、サンズ自身にも策略があった。

 
 マリアッチシリーズ、第三段にして完結編。
 これは完全にデスペラードの続編として作られた。
 最初デップはチョイ役やったみたいやけどどんどん訳が大きくなっていってこの映画自体を乗っ取ってしまった…
 こう書くと凄い演技をして主役を食ったとかいう風に取られがちだがそういうわけでは無く、変な奴が変に活躍して本筋がわかりにくくなり変な印象の映画になった…
 デップの暴走を許したロドリゲスも悪いがやっぱりこの映画をダメにしたのはデップの功罪と言えるやろうな。
 オイラの奥さんはデップ好きやけど、この映画のデップは余計やって言うてたぐらいやからな。