ドッグファイター
今回はさだやす圭のドッグファイターの紹介を。
から知ってる人もおるやろうな。
それとオイラが中学生の頃からず～～～っと連載が続いてる月刊少年マ
ガジンの「なんと孫六」はいまだに続いてるロングラン連載。
その作者のボクシング漫画やねんけどこれは連載ものではない。
短編集が出た時に、ボクシング漫画２本描いてたんでその２本と他の短
期連載の漫画合わせてコミックにしてモノですわ。
まずはドッグファイターのパート１。
主人公獅子丸要は日本フェザー級５位のプロボクサー。
毎回計量で失敗して再計量を繰り返すダメボクサー。
おまけに試合後に控室でタバコを吸ってビールを飲む無頼派である。
いつも減量失敗のせいでフラフラになりながらリングに立つのだがそんな様
子に相手は油断して攻め込んで行き獅子丸のむちゃくちゃな攻撃＆ハード
パンチに沈められてしまうのだった。
そのパターンで１１連続ＫＯを続けていた獅子丸だったが元々の所属ジ
ムだった戸塚ジムの世界ランカー村木は獅子丸と対戦したがっていたのだ
った。
獅子丸には戸塚ジムを追い出された理由があった…
戸塚ジムの会長の娘、朝美に惚れ込んでジムのリングで襲い掛かったの
だった！
会長と村木に阻止され未遂に終わったがしつこく朝美にまとわりつく獅
子丸。
そして世界チャンピオンになったら付き合ってくれるんかと問い詰める
獅子丸を見た村木はブチぎれて獅子丸との対戦を会長に直訴するのだっ
た。
案の定村木の試合でも減量に失敗した獅子丸はたこ殴りにされるのだ
が、なかなか倒れない。
倒されても立ち上がり、だんだんとパンチも当てていく。
その闘志を見てダンダン獅子丸の応援をする朝美であった…
しかし、結局は判定で負けてしまう獅子丸を朝美は励ますのだが泣いて
悔しがる獅子丸であった…（完）
正直、この主人公にはまったく共感湧かんしレイプされかけた相手を最
後応援してる女の気持ちも理解できません…
ていうかむかつくわ。
次のパート２は雑賀二十四（ふとし）は７勝（６ＫＯ）無敗の新鋭ボク
サー。
次の対戦相手はオリンピックを蹴ってプロデビューすることになったジ
ョー礼文。
エリートと対戦することになった二十四だがもう一つ悩みが…
母親が亡くなり父親はアフリカに行ったまま１０年経つのだが父親の愛
人との娘（妹）がいることを知り訪ねていってそのまま住みついていたの
だがその妹が気になりだしたのだ。
そんなときにジムに昔はチャンピオンメーカーとたたえられたウディ
ー・イーゼントトレーナーが住み込むことになり二十四も家に居てられな
くなりジムで寝食をともにし猛烈なトレーニングを開始する。
（ウディーはエディーさんのパロディやな）
試合当日、リングサイドに妹を呼んだのはウディー。
ウディーは妹に”ほの字”になってる二十四の見透かして最後の切り札
することを考えたのだ。（二十四は妹に男が近づくとやたら狂暴になる）
プロで７戦全勝のホープとはいえ、アマの超エリートには歯が立たない
のか（現実の世界だとアマエリートよりたたき上げのプロ方が強い場合が
多いのだが）二十四は礼文にボコボコに。
しかし最後の切り札としてウディーが使った手とは…
リングサイドの妹が隣の男に手を握られたという嘘をついて二十四を怒
らせる作戦だった！
その作戦が功を奏し礼文をＫＯする二十四だった！（完）
正直、面白くありませんでしたな…
ラブコメとして書いたって作者のコメントがあったけど血つながってた
らアカンやん！
ど。
それに、ボクシングの試合中にほかの事に気を取られてるような奴が勝
つのもどうかと思いますわ…
まぁ１も２もグッとくるようなところはない軽～い漫画ですな…
ちなみに主人公の顔どちらも同じような顔なんで、表紙は獅子丸か二十
四かわかりません…
