らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

パッキャオVSマルケス ヒストリー

 マニー・パッキャオVSファン・マニュエル・マルケス

 オイラWOWOWに入ってないし2時から仕事なんで見ることができませ

ん…

 これまでのパッキャオとマルケスの戦い、お互いの軌跡をおっていきます。

イメージ 1

 まず第一戦目。

 チャンピオンは当時IBF,WBAフェザー級統一チャンピオンであっ

マルケスにパッキャオが挑戦する形で行われた。

 マルケスは長らく無冠の帝王と言われていたがマヌエル・メディナの持

つIBFフェザー級王者に挑戦して7ラウンドTKO勝ち、出遅れはした

が晴れて世界チャンピオンに!

 そして初防衛戦はWBAチャンピオンデリック・ゲイナーとの統一戦に

なりこれヲ7ラウンド負傷判定で制し統一チャンピオンに。

 片やパッキャオは、フライ級王者滑落後、戦場をアメリカに移し一挙に

3階級上げてIBF,Sバンタム級のレロホノロ・レドワバのタイトルに

挑戦、これを6ラウンドTKOで倒し2階級制覇を達成。

 防衛戦で元WBAバンタム級チャンピオン、エリエセール・フリオを2

ラウンドKO、その後の試合もすべてKO勝ちし一躍スターダムに。

 そして当時無冠ながらフェザー級最強と言われていたマルコ・アントニ

オ・バレラと対決、これを11ラウンドTKOで下し、フェザー級タイト

ルに標準を絞るのであった…

 こういう状況でこの第一戦は行われたのだが、いきなり1ラウンドで

マルケスがダウンを奪われる!

 スロースターターのマルケスが身体の温まらないうちに勝負をかけたパ

ッキャオはそのラウンドにもう2つのダウンも追加するのだった!

 その時、3ノックダウンルールと勘違いしたマルケスは一瞬諦めてしま

ったのだがレフェリーのカウントが聞こえた。

 そう、今回の試合はフリーノックダウン制だったのだ!

 ダウンはそれほど効いていないフラッシュダウンだったんですぐに気を

取り直し立ち上がる。

 それ以降のラウンドのマルケスの追い上げは凄まじかった!

 結局最終ラウンドまで持込みドロー。

 ドローは王者の防衛になるんでパッキャオはフェザー級のタイトルをと

ってないのだ。


 この試合の後のマルケスはというと、オルランド・サリド、ビクトロ・

ポロを相手に防衛をするがWBOの指名挑戦者と試合をしなかったために

WBO王座をはく奪、統一王者だったことでWBAのスーパー王者だった

のだが統一王者ではなくなったのでWBAのスーパー王座もはく奪され、

レギュラー王者クリス・ジョンに挑戦という憂き目にあうのだった…

 この試合はなぜか相手の地元で行われ(メキシコのスター王者がアジア

に行って挑戦試合するってあまり考えられない)地元判定くさい負けを喫

してしまうのだった。

 クリス・ジョンが未だにチャンピオンであることは決してあなどれない

相手であったというのがわかるがジョンは本当に負けないボクシングです

な。

 思わぬところで敗北を喫したマルケスだが次戦でチョーチャク・チェン

グエンとWBO暫定フェザー級王者決定戦を争い7ラウンドKOで勝利。

 初防衛でジムレックス・ハカを下し初防衛とともに正規王者に認定。

 その次はメキシコのスター対決!


ダウンを奪われるも試合をコントロールしこれに勝利、2階級制覇を達

成。

 初防衛でロッキー・ファレスを判定に下す。



 マルケスの初戦の後のパッキャオはというと、ファサン3Kバッテリー

を4ラウンドに下した後エリック・モラレスとの第一戦を判定で落として

しまう。

 この黒星が今の所パッキャオの最新の敗北ですな。

 エクトル・ベラスケスを6ラウンドTKOで下しモラレスと再戦、10

ラウンドTKOに下す。

 オスカー・ラリオスとの試合は一度良いパンチをもらいピンチになるが

後は無難な勝利。

 そしてモラレスとのラバーマッチは3ラウンドKO勝ちの完勝!

 ホルヘ・ソリスを8ラウンドで片づけた後バレラとの再戦を判定で勝

利。

 ここで第2戦!

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 この試合も激闘でしたなぁ~!

 2ラウンド、マルケスの一撃で足が揺れるパッキャオ、しかし3ラウン

ドはマルケスがダウン!

 ダウン直後にパッキャオが猛攻するもマルケスも打ち返してパッキャオ

がひるんだらマルケスも又ダウンしかける。

 そのようなお互いが引かない激しい攻防が繰り返される。

 この試合はパッキャオの判定勝ちだったのだがマルケスが勝っていた

という声も少なくないまさに激闘だった。

 パッキャオはこの試合でWBCスーパーフェザー級のベルトを手に入れ

アジア人初の3階級制覇を達成。


 この試合の後のパッキャオは…

 デビッド・ディアスの持つWBCライト級王座に挑戦これを9ラウンド

に下し4階級制覇。

 この後にゴールデンボーイオスカー・デラ・ホーヤを8ラウンド棄権

に追い込み名実ともに世界のビッグスターになるのだった。

 そしてイギリスの人気王者リッキー・ハットンを倒す(この試合はSラ

イト級で行われたがかかったタイトルがマイナ-団体のモノだったので階

級制覇にはカウントされていない)

 その次はWBOウェルター級王座をかけてプエルトリコの英雄、ミゲ

ル・コットと対戦。

 ミゲル・コットが何もできずに逃げるほど打ちのめし12ラウンドTK

Oに下し4階級制覇。

 そして、ジョシュア・クロッティに何もさせず判定勝ち。

 WBOスーパーウェルター級王者決定戦でアントニオ・マルガリートと

対戦。

 これも何もさせずにボコボコにし、判定勝ちし5階級制覇。

 この次は元3階級制覇王者シェーン・モズリーを相手にまたまた何もさ

せず完勝。

 パッキャオは無人の野を行くごとき快進撃を続けている。


 マルケスはというと。

 元WBAスーパーフェザー級王者でキューバの金メダリストであったホ

エル・カサマヨルを11ラウンドTKOで下し、元WBA,WBO,IB

F統一ライト級王者、ファン・デァスとWBO、WBAライト急王座をか

けて対戦9ラウンドKOし、3階級制覇と調子を上げるが…

 フロイド・メイウェザーとの試合でメイウェザーに完敗を喫してしまう

のだった。

 この試合は相手のウェイトに合わせウェルター級で契約、しかしメイ

はそれをも守らずに体重超過し好き放題。

 体重は負けた理由にならないが体重超過をあっさり許したマルケス陣営

は試合に勝つという意気込みよりもメイウェザーと試合することで得れる

莫大なファイトマネーが欲しかったのではないかと感じられた。

 この後はファン・ディアスとのリマッチを判定で下し、さらにWBOラ

イト級暫定王者マイケル・カシディスと統一戦を行いこれを9ラウンドK

Oに切って落とす。



 無敵ぶりを見せるパッキャオだが、マルケスとの相性もあるし、なによ

り最近パッキャオが戦った相手は重い階級で戦っている、パッキャオにし

てみると鈍重と言っても良い相手なのでマルケスとは勝手が違う。

 ただ、パッキャオに合わせて増量してきたマルケスが鈍重な動きになら

ないとは言い切れないが。

 しかしこの2人の戦いがつまらない試合になるなんて考えれない。

 エキサイティングな試合になるんやろうなぁ~

イメージ 5
イメージ 6  
      

みんな袴田事件に関心持ってくださ~い!by袴田事件、関心持とう委員会



毎月第二土曜日の午後七時より袴田秀子さん宅で浜松 袴田巌さんを救う会の定例会

 ↑  詳しいことが知りたい方は、0532-61-4269  福井英史氏まで
        
NAボクシングジムホームページ 0568-79-0612