内藤大助引退へ
内藤大助が現役引退 １２日のテレビ番組内で表明へ
ボクシングの元ＷＢＣ世界フライ級王者・内藤大助（３７＝宮田）が引退する意向であることが分かった。関係者によれば、１２日に放送されるフジテレビ「新ジャンクスポーツ！トーク復活祭り」の収録で引退を口にしたという。
内藤は９６年１０月プロデビュー。０２年４月の世界初挑戦で同級王者ポンサクレックに３４秒でＫＯ負けし「最短男」と呼ばれたが、０７年７月のポンサクレックへの３度目の挑戦で判定勝ちし初戴冠。同１０月の初防衛戦では亀田大毅に勝ち人気を博した。０９年１１月に亀田興毅に敗れて同王座から陥落。１０年５月の復帰戦で勝利を飾ったが、その後試合から遠ざかり、今年８月に３７歳の誕生日を迎えライセンスを失効していた。通算成績３６勝２３ＫＯ３敗３分け。
進退の明言を先延ばしにし続けてきた元ＷＢＣフライ級王者内藤大助が
とうとう引退を正式に発表するようですな。
まぁ、ボクサーの引退というのは悩み所ではある。
中年」なんて言うてたなぁ～（笑）
やめてから現役選手の試合とか練習見てると自分の方がまだまだ行ける
のにとか思ってしまうんやよな。
オイラ引退して１０年経つけどほんの最近までまだまだ行けると勘違い
してた（苦笑）
３，４年前にプロの選手（現役復帰のために練習にきてた）とスパーや
ってても全然動けてたから大丈夫と思ってたんやけどよく考えたら３，４
年ってスポーツ選手にとってかなりの年月やよな。
年を取っていくと時間の経過の感覚が早いんで３，４年前というのはつ
いこの間に感じるのだ。
今年に入って急にやる気をなくして全然運動しなくなった。
去年は娘が生まれて、”格好良い親父”を目指すためにウェイトトレー
ニングに精を出していたのだが正月休みで気が抜けてそれからはやる気が
出ないままもう一年がたとうとしてる…（まぁ腰が悪いのもあるが）
実を言うと今年の春辺りに元プロの選手が入門したのだがその子がスパ
ーリングをしたがるんで相手をしたら全く動けない自分に気づいたのだ…
２回ほどスパーしたが全身筋肉痛で動けなくなってもうやめた。
まぁ運動もしてないのにいきなりするのが悪いのだが本当に衰えをやっ
と認める気になれたのだ。
なぜこんな話をするのかというとボクサーは（元ボクサー含む）自分で
はなかなか衰えを認めることができないし気づかないものなのだ。
内藤は亀田興毅に敗れた時点でかなり衰えてたのは見てた人なら気づい
たやろうけど本人は，相手が強かったとか今日のコンディションが悪かっ
たとかそういう風に考えてしまいがちなのだ。
だからいつまでやってんねんって言われながらも現役を続けてしまう選
手は多いんやよな。
それとずっと頑張って階段を登りある程度の高さ（実力というよりもラ
ンキングとかステイタスのこと）まで上がるとそこから降りるのやっぱり
ためらってしまうよな。
それは地位的なことというよりももうちょっと頑張れば到達できなかっ
た所に行けるんではないかって思ってしまう。
だから世界チャンピオンになった人よりも世界挑戦に失敗した人の方が
やめにくいんちゃうかな～
元世界チャンプのように世界のベルトをとってもまた続けたのはやり残
したことがある気持ちが強かったのもあるやろうけどやっぱりボクシング
が好きでボクサーである自分の事が好きやったんちゃうかな？
内藤チャンプ、顔と名前は売ったからタレントになって芸能界入りする
んかな？
芸能界は厳しいんで世界チャンピオンの肩書だけではなかなか生き残っ
ていけないんで苦労しそうやけどなぁ～
