久高11・9タイで4度目“世界挑戦”…
王座奪取を誓い合った久高寛之(左)と名城信男=大阪市内の六島ジム
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級10位の久高寛之(26)=仲里・ATSUMI=が、11月9日にタイ・カンチャナブリで同級暫定王者テーパリット・シンワンチャー(タイ)に挑戦することが21日、分かった。所属ジムの仲里義竜会長が明らかにした。
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級10位の久高寛之(26)=仲里・ATSUMI=が、11月9日にタイ・カンチャナブリで同級暫定王者テーパリット・シンワンチャー(タイ)に挑戦することが21日、分かった。所属ジムの仲里義竜会長が明らかにした。
元WBA世界フライ級王者で同級1位の亀田大毅(亀田)がテーパリットへの挑戦を希望しており、WBAは暫定王者と亀田の指名試合を指令しているという話もあるが、仲里会長は「もう合意に達している。(試合は)決定です」と説明。暫定王者陣営からは「亀田のオファーは断った」と連絡があったという。
4度目の世界挑戦に挑む久高は、「せっかくのチャンス。しっかり勝ちます」と闘志。日本ボクシングコミッション(JBC)は暫定王者を世界王者と認めない方針を表明しており、久高は暫定王座獲得を「正規王者に挑戦するための手段」と考えている。“挑戦者決定戦”のつもりで、タイトルマッチに挑む。
この日は大阪市内の六島ジムで、同時期に同じタイで世界挑戦する名城信男(六島)と10ラウンドのスパーリングを行った。「関西から2人同時に世界王者になれば盛り上がる。名城さんが先に試合があるので、勝って勢いをもらいたい」。悲願の世界王座獲得へ、先輩王者との共闘を誓った。
久高寛之、4度目の挑戦決まりましたな。
正直、厳しいファンからしたら日本タイトル、東洋タイトルも取ってな
い選手がなんで4回もって気持ちもあるやろうな…
世界戦3度も善戦はしたが、あれは確実に勝ってたのに判定を盗まれた
という試合はないと思う。
日本の選手で今までで4度も世界タイトル挑戦した選手(一度でも世界
獲った後の挑戦は除く)は世界獲る前の西岡、坂本博之と村田英次郎ぐら
いちゃうんかな?
村田会長は世界戦2度のドロー、おまけにその二度の相手はバンダム級レジェンド
のルペ・ピントールとジェフ・チャンドラー。
坂本博之の4度の挑戦は、1,2度目はまぁ良い試合やけどやっぱり負
けてたよな。
3度目はダウンを奪いながらもカットの出血でTKО負け。
4度目はそのダウンを奪ったチャンピオンに勝った畑山から指名されて
の伝説の試合。
坂本は1度目の世界タイトルの前には日本も東洋のタイトルも取って
る。
そして坂本は世界チャンピオンを上回る知名度と人気を誇っていたのが
4度の世界戦を実現できた最大の理由やろうな。
久高が取ったタイトルは日本未公認のWBCインターナショナル・フラ
イ級シルバーベルトのみ。(日本未公認なので防衛戦はせずに返上)
ボクシングファンはともかく一般的知名度は日本で二回世界タイトルマ
ッチをしてるので全然ないわけでもないが決して人気ボクサーというわけ
ではない。
本当に久高が4度の世界タイトルマッチを行えるのはラッキーである。
こう書くとオイラが久高の挑戦に批判的な思いを持ってるように取られ
るかもしれないが、実力的には申し分のない選手であるという認識である
ことは言っておきたい。
いかも)
オイラのトレーナーだったそよかぜさんは、今まで教えてきた中でも久
高は一番の才能を持ってると言うてた。
オイラ自身も4回戦の頃の試合を見てその潜在能力に驚いた選手。
それほどの選手を世界挑戦の舞台にあげるために頑張るのはジムスタッ
フとしては当然の使命と感じて仲里会長も頑張ってるんやろうな。
今度こそチャンピオンになってもらいたいですわ~!