ボクシングマガジン 1973年 2月号
今回は、ボクシングマガジン1973年2月号の紹介を。
この号は伝説の試合、大場政夫の最後の試合となった大逆転劇 チャチャイ・チオ
ノイとの5度目の防衛戦のレポートがメイン!
ピンナップポスターは輪島VSオリベイラ。
この本はかなりボロボロで所どころ破れてたり切り抜きがあったりするんやけどこのポスターも本から取れて二分割にされてますわ…
大場VSチャチャイのカラーレポート!
輪島VSオリベイラのカラーレポート
現E&Jカシアスジム会長のカシアス内藤の日本タイトルレポート!
今回のクラス別ランキングボクサー紹介はJウェルター(現Sライト)級。
日本チャンピオンのライオン古山はセンサク・ムアンスリンとも戦ってる名選手やな。
目次
大場VSチャチャイの解説!
チャチャイは予備計量を強いられたらしいが(以前ウェイトオーバーで試合と飛ばした前科がある)日本側が用意した秤を信用せずに余計にウェイトを落としてコンディションは万全は言いにく状態だったらしい。
この相手の秤を信用しないというのはタイ人が日頃そんな事してるからやろうな(笑)
それにしても大場の最後の怒涛の連打はすごかったなぁ~!
輪島はそれまで早い回で倒して防衛してきたのに最優秀賞に選ばれなくて悔しい思いをしていたので躍起になっていたよう。
このドローの判定には苦言する人も多かったみたいやな。
チナミニオリベイラはこの時点でランキング1位で29勝(19KO)無敗。
柴田国明が二階級制覇に挑む相手ベン・ビラフロアの紹介。
ビラフロアはフィリピンからホノルルに主戦場を移して、ハワイで人気者になったフィリピン人。
アルフレッド・マルカノを破ってチャンピオンになる。
KO仕掛け人、ロイヤル小林のアマからプロへの転向記事。
ママエリートで世界チャンピオンになった人って少ないんやよなぁ~
まぁこの人はアマエリートとはいえプロ向きのKOパンチャーやったから成功したんかもな~
ジョー・フレジャーとジョージ・フォアマンの試合が決まったという報道。
この時点ではフレジャー有利という予想がされてるんやよなぁ~
こういうの読むのが古い雑誌読む醍醐味ですな(笑)
今も昔も引退したチャンピオンで多いのはボクシングジム経営者。
でもジム経営者になってない人で近況が知られてる人って芸能関係かボクシング関係に従事してっる人だけやよな。
まぁ現在何やってるかなんて知られたくない人もおるんやろうけどファンとしては気になりますなぁ~