ボクシングマジン 1972年11月号
前回、間違って11月を飛ばして12月号を紹介してまいましたわ…
ということで今回はひと月分戻って1972年野11月号の紹介です。
表紙は、輪島功一の2度目の防衛戦マット・ドノバン戦ですな。
関東カラーの特集はリカルド・アルレドントVS岡部進のWBC、Jライ
ト級タイトルマッチ。
岡部はインファイトに持ち込もうとガンガン行ったようだがアルレドントに
は通用せず12ラウンドに10カウントを聞くことになった…
横たわった岡部に敬意を表して一礼するアルレドンドは世界チャンピオンと
いう地位にふさわしいジェントルマンですな。
輪島VSドノバンのレポート。
3ラウンドKOで相手にまったく良いところ見させずに仕事を終えた輪島。
使ったグローブを観客席放り込んだり、自分の持ち歌「炎の男」をリング上
で歌ったりとやりたい放題(笑)
ドノバンは失神してた模様…
WBAJライト級タイトルマッチ、ベン・ビラフロアVSビクー・エチュグ
ライと、WBCライト級タイトルマッチ、チャンゴ・カルモラVSマンド・ラ
モスのレポート。
目次
輪島VSドノバンの解説。
ドノバンは世界ランカーだが大した実力者ではなかったので結構冷めた意見
も載ってるが、輪島人気は相当だったみたいやなぁ~
次期タイトルマッチの相手、オリベイラについても書かれてた。
岡部VSアルレドントの解説。
この試合は負けるべくして負けたのが良くわかる…
まず前哨戦でアポロ嘉男にKO負けしてるのである。
それとチームに、ブレーンとなるべき人が多すぎたのだ。
まず、ジムの会長、アルレドントと対戦経験がある沼田、その師匠の小高会
長、アルレドントに勝ってる小林弘のジムオーナー中村会長、プロモーターの
木村七郎会長、それとエディさんまで!
こんなに人いたら誰の言うこと聞いて良いかわからんよな。
みんな偉い人ばっかりやし…
なんか岡部ってかわいそうな人ですな。
大場のノンタイトル戦の解説。
相手のナタリオ・ヒメネスは現役世界ランキング5位。
世界チャンピオンが世界ランカー相手にノンタイトル戦するなんてもったい
ないなぁ~、今では考えれませんわ。
その世界ランカーを一方的に打ちのめして5回KO勝ち。
相手のふがいなさもあったようだが、大場はのりにのってたんやろうなぁ~
WBAランキング
ス、ヘビー級にフォアマンの名前が。
WBCランキング
ーだけがウエルター級より軽い階級で唯一の統一王者ですわ。
大場のノンタイトル戦の写真。
格好良いぃ~~~!
日本ランキングはフェザー級を紹介。
歌川善介(オリバレス)シゲ福山(デビッド・コティ)、根本重光ことスパ
イダー根本(エルネスト・マンセル、エウセビオ・ペドロサ)と世界挑戦する
ことになる選手、滅茶多いわぁ~
ス、ダニー・ロペスとも戦ってる。