ボクシングマガジン 1972年12月号
今回はボクシングマガジンの1972年12月号の紹介を。
表紙は超~!豪華!輪島功一と大場政夫だぁ~!
おまけのミニポスターはモハメド・アリ!
トリプル日本タイトルマッチのカラーレポート!
Jライト級はチャンピオン畑寿美男VS岩田健二、Jウェルター級はチャン
ピオン東海林博VSライオン古山、ウェルター級はチャンピオン清水孝恒VS
辻本章次。
結果はJライトは引き分け、ほかの2タイトルは王座交代ですわ。
辻本章次は現江坂ジムの会長ですな。
今も渋いおじさんですが若いころも二枚目やったんやよな。
リカルド・アルレドントに挑戦が決まったアポロ嘉男。
この人はアポロジムの会長ですな。
柴田国明、アフリカで判定負けの記事。
世界タイトルを取られてからの再起がハワイやったけどんこの試合は再起2
戦目。
ハワイの次はアフリカと、世界を飛び回ってるなぁ~
相手が、逃げまくったんで捕まえきれずの判定負けのよう…
花形進(現花形ジム会長)がリベンジ!
初のKO負けを喫した後同じ相手、幅 修とのダイレクトリマッチに勝利
し、日本チャンピオンに返り咲き!
目次
この号の目玉!輪島と大場のチャンピオン対談!
最初に、大場の車の話題になるのだがこの時の車は事故の時に乗っていたも
のではなくポンティアック・ファイアーバード。
輪島がよくぶつけられるというような話をしてるのがちょっと皮肉ですな。
この二人の関係が実に良い。
年は輪島のほうが上だが大場のほうがボクシング始めたのもチャンピオンに
なったのも先で、輪島は年下の大場に敬意を表して敬語を使う。
大場は年上の輪島を敬ってやっぱり敬語を使ってる。
お互いを尊敬してるのが良くわかるな。
来年(‘73年)の初頭に決まってる世界タイトルマッチについて。
俗に言う、「池袋乱闘事件」と呼ばれる事件でガッツは弟を助けるためにヤ
クザ8人をKOした言われるがその時の真相。
ガッツは「本当にやったのは2人ぐらい」というてるみたいやけど本当の
ところはどうなんやろうなぁ~
弟も元プロボクサーみたいやけど…
WBAランキング
今回のトリプル日本タイトルマッチで引き分けた野畑寿美男がJライト級で
8位に次期挑戦者アポロ嘉男が6位に入ってる。
WBCランキング
両方のフライ級10位にミゲル・カントが入ってるなぁ~
Jライト級の日本ランキングに連ねる選手の紹介。
3位に入ってる柏葉守人、1位岡部進、6位アポロ嘉男と世界タイトルに挑
戦、もしくは挑戦することになる選手が3人も入ってるということはなかなか
充実した階級ですな。
ランキング外には、天熊丸木ジムの会長で世界挑戦もした丸木孝雄も載って
た。