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オイラとメチョル・コブ・カストロ


 ホルヘ・アルセの紹介のときに名前が出たのでメチョル・コブ・カストロとのツーショットを。

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 オイラの髪型が変なのは帽子をかぶってたせいです・・・

 メチョル・コブ(以後コブで)は、あんまり有名じゃないよな。

 チャンピオンにはなってるけど防衛は出来んかったし、日本にも選手として来日したことはない。

 オイラもロマンサジムに行くまで知らんかったわ(笑)

 コブとは、いきなりロマンサでの練習の初日にスパーさせられた。

 メキシコに行く前は、ロスのウエストミンスターボクシングクラブでバンバンスパーやってたんやけ

ど、メキシコシティは高地で空気が薄くいきなりスパーさせられてバテバテになったわ・・・

 それ以後、スパー相手にちょうど良かったのか、コブとはちょこちょこスパーの相手をしてもらえた

な。

 愛想は良くないしちょっとえらそうな感じがしたんで仲良くなかったんやけど、オイラが試合でチャパ

ス州という所に行った時、コブの地元なんでゲストとして呼ばれてたらしく一緒に来た。

 試合前はずっと一緒にいたので結構仲良くなったんやよな。

 二度目にメキシコに行った時はコブはなぜかロマンサジムではなく亀田がよく練習してるパンチョ・ロ

サレスジムで練習してるらしいと聞いたのでそっちに会いに行った。

 その時の写真がこの写真。


 それではコブの選手としての経歴を。

 戦績 87戦 71勝(34KO) 12敗 4分

 元、WBC,WBOライト・フライ級チャンピオン

 2,5,6戦目にドローと7戦目に初敗北、8戦目にまたしてもドロー(負傷)とキャリアの初めは全

く順調ではなかった・・・

 9戦目からは快進撃が始まるが24戦目に判定負けを喫する。

 しかしそこから又白星を重ねて、世界ランキング入りを果たし、世界タイトル挑戦の機会を待つ。

 挑戦が決まった相手は、ウンベルト”チキータ”ゴンザレスを番狂わせでやぶったローランド・パスク

ア。

 37戦目にして始めての世界タイトル挑戦を見事10ラウンドKO終わらせ、タイトルをものにする。

 しかし、初防衛の相手はパスクアにポカでタイトルを取られたチキータ・ゴンザレス。

 気合を入れなおしたチキータにコブは判定負けをし、タイトルを手放してしまうのであった・・・

 そこからノンタイル6連覇で調子を上げチキータと立場を入れ替え挑戦者として戦うもまたもや判定

負けを喫するのであった。

 47戦目に元WBAミニマム級チャンプ、金 奉隼、53戦目に元WBOフライ級チャンプ、ホセ・

デ・ヘススを破り実力を見せ、55戦目に小さな石の拳、マイケル・カルバハルとのIBFライト・フ

ライ級王座決定戦のチャンスが訪れる。

 この試合は良い試合になったのだが判定はカルバハルへ・・・

 しかしまだまだめげないコブは、60戦目にヘスス・チョンの持つ、WBOライト・フライ級タイトル

へ挑戦、これを制し二度目の世界タイトルをものにする。

 しかし、このタイトルも初防衛戦で、ファン・ドミング・コルドバに判定で追われて又も初防衛に失敗

するのだった・・・

 そのまま飽くなきチャレンジ精神で試合を続けるも71,72戦と2連敗(判定負け)。

 しかし79戦目に元WBOフライ級チャンピオン、ルーベン・サンチェス・レオンを破りチャンスを

得、ホルヘ・アルセの持つ、WBCライトフライ級王座への挑戦の機会を得る。

 この試合は6ラウンド終了負傷判定となり、タイトル獲得ならず、もうコブの力も衰えていることをわ

からせるものだった・・・

 再起戦も無名選手に判定を喫するが、アルセとの決着戦は組まれた。

 案の定再戦はコブ初のKO負け(5R)で終わる・・・

 しかしコブはまだしつこく続けて、4連勝するも87戦目にホセ・サルガドに判定負けを喫し、グロー

ブを置くのであった・・・


 コブは、パンチはなかったけどタフやった。

 あのハードパンチャー、チキータ、カルバハルにも判定まで粘ったしKO負けは力が衰えたアルセ戦だ

けやからな。

 アルセ戦の前は、ロマンサ関係者の日本人から少し話を聞いたけどもう全然あかんかったみたい・・・

 今、メキシコで何やってんのかなぁ~?


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