袴田巌は無実だ
今回は、矢澤昇治 著の「袴田巌は無実だ」を紹介します。
第一部 袴田巌を支援する人々の声、叫び、そして願い では色々は人が寄稿している。
事件についての訴えを書いている。
足利事件で冤罪で逮捕されていた菅谷さんも寄稿してるな。
色々な視点から書かれてて興味深いものがある。
第二部 徹底検証・事件の袴田真実 では、事件を徹底的に調査してる。
正直、オイラは袴田事件関連の本をたくさん読んでるんで知ってることは多いのだが改めて警察の証拠
捏造の実態に関しては怒りを通り越してあきれてしまう・・・
あまりにも幼稚な嘘を塗り固めてるのだ。
しかし、それを裁判所も認めてるというのが恐ろしい。
結局、検察、裁判所共にグルなのだ・・・
第三部 袴田巌の素顔 では新田会長が面接で袴田さんに会ったときの様子、何年も前に書かれたお姉
さんに宛てた手紙などがの紹介。
初期の頃の袴田さんの手紙はしっかりとして力強い意思を感じ、自分の無実を晴らすため色々と頑張っ
ていた。
頭の良さを感じる文章だった。
しかし、新田会長が面会した人物はまるで別人である・・・
長い拘束期間で拘禁症状が出て、言ってる事に色々おかしい事がある。
国という本来なら頼るべき大きな存在が、個人を貶め無残にも心を引き裂いてしまったのだ・・・
少しでも多くの達にこの現実を知って欲しいです。