ホルヘ”トラビエソ”アルセ
こんな記事があった。
パックVSモズリーの試合はモズリーのせいでエキサイトな試合にならんかったけどその前座で番狂わ
せを起こしたホルヘ・アルセには本当にビックリさせてもらったわ。
今、メキシコでは四階級制覇をもくろむボクサーが結構おるよな。
ト。
けど、往年の3階級制覇王者の息子は次期スター候補。
単なるアンダードッグと思ってた。
だから上に書いた早々たるメンバーを出し抜くなんて事は考えもせんかったわ・・・
ということで、ホルヘ・アルセを紹介しますわ。
戦績 65戦 57勝(44KO)6敗 2分
元WBO,WBCライト・フライ級チャンピオン
元WBC暫定フライ級チャンピオン
元WBA暫定スーパーフライ級、元WBOスーパーフライ級チャンピオン
現WBOスーパーバンタム級チャンピオン
ニックネームのトラビエソはヤンチャ坊主という意味。
入場時にテンガロンハットをかぶってチュッパチャップス?(棒つきの飴)をなめて出てくるのはまん
後は復調。
17戦目に後のIBFライト・フライ級王者ホセ・ビクトル・ブルゴスに判定負け。
晴れて世界チャンピオンとなる。
サルバトーレ・ファニを6ラウンドTKOでやぶり初防衛。
二度目の防衛戦は、元WBC,IBFライトフライ級チャンピオン、軽量級初のミリオン$ファイター
となった小さな石の拳マイケル・カルバハル!
もう、落ち目と思われていたカルバハルを攻め立てるが11ラウンド逆転KO負けを喫し王座転
落・・・
カルバハルに有終の美を飾らせてしまうのであった。
再起後は7連勝をし調子を上げ、ファニト・ルビリアルとWBC暫定ライト・フライ級王者決定戦を争
い、これに勝利、王座に返り咲く。
正規王者、崔 堯三との王座統一戦に6TKOで勝利し正規王者に。(初防衛も)
アグスティン・ルナ、エルネスト・カストロにKOで勝利し連続KO防衛。
ジョン・ガンボア(小泉)を2ラウンドでKOし5度目の防衛。
メチョル・コブ・カストロとの再戦を5ラウンドで制し6度目の防衛。
ファニト・ルビリアルとの再戦を判定で収め7度目の防衛。
ファン・センテノを3ラウンドで倒し8度目の防衛をしこのタイトルを返上する。
ウンドTKOで勝利、暫定ながら二階級制覇を達成する。
リバス(2)(3)を相手に防衛。
引導を渡す。
ポンサックレックとの統一戦を行なわないままこのタイトルは返上。
マシブレレ・マケブラ、フリオ・デビッド・ロケとなぜか二度WBCスーパーフライ級挑戦者決定戦を
マシブレレ・マケブラ、フリオ・デビッド・ロケとなぜか二度WBCスーパーフライ級挑戦者決定戦を
行いどちらにも勝利。
クリスチャン・ミハレスの持つ、WBCスーパーフライ級に挑戦するも判定負け。
トーマス・ロハス、メッグン・シンスラット、デビッド・ルークマハナックという実力者相手に戦い挑
戦権を獲得。
利、またもや暫定ながら3階級制覇を成し遂げる。
このタイトルはイシドロ・ガルシアを4ラウンドTKOにし初防衛するが、二度目の防衛戦はWBA,
WBC,IBFスーパーフライ級、統一王者ビック・ダルチニアンとの王座統一戦に。
ダルチニアンに11ラウンド終了TKOでやぶれ王座滑落。
再起戦を3ラウンドKOで終わらせ、シンピウェ・ノングアイとIBFスーパーフライ級王者決定戦に
出場するも判定負け。
再起戦でいきなりWBOスーパーフライ級王者決定戦に出場、アンギー・アンゴタに7R負傷判定で勝
利し王座獲得。(返上)
級チャンプ、ロレソ・パーラとドローになるもアドルフォ・フォラモスを1ラウンドで下し、WBOスー
これを12ラウンドの逆転激で制し、WBOスーパーバンタム級王座を獲得、メキシコ人初の四階級制
覇を達成する。
アルセの戦いを振り返って、4階級制覇王者としての格を考えてみると暫定王者がある事で?マークが
着くのも確か。
そしてチャンピオンベルト獲得の相手も決定戦でチャンピオンじゃなかったり、正規王者のポンサック
と戦わなかったり、強豪のダルチニアンには敗れたりしてる。
でも、防衛戦の相手、ノンタイトルの相手には元チャンピオン、後のチャンピオンなどの実力者も多
い。
評価をしにくいボクサーやよな。
ただボクシングは、イケイケでおもしろく、テレビ番組にも出演してるんでメキシコでは知名度は抜
群、凄い人気で繊大さんいわくメキシコではバレラよりもアルセのほうが全然有名らしい。
亀田とやったら5階級制覇できるやろうけどやらんやろうな・・・