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ボクシングの事書いてます

バンコク・自分探しのリング ムエタイを選んだ五人の若者


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 今回紹介するのは、「バンコク・自分探しのリング ムエタイを選んだ五人の若者」 作 吉川秀樹。

 この本、出たのちょうど、オイラがタイから帰ってきてぐらいやったと思う。

 オイラ、ボクシング以外の格闘技にそれほど興味ないし詳しくもない。

 ムエタイのジムで練習してたけどサンドバッグは一切蹴らなかった。

 オイラのような素人でへたっぴぃが蹴ったら、格好悪いし、なんか失礼に当たるような気がしたんや

よなぁ~

 でも、タイにいる時には、ムエタイやってる日本人と一緒に住んでたし、格闘技通信も、住んでる家に

いっぱいあったんで暇やから読んで少しはキックのことも知るようになった。

 まぁでも、総合の方がなんとなく興味持って、魔娑斗の記事よりも修斗佐藤ルミナの記事ばっかり読

んでたな。 

 そんなキックど素人のオイラやけど、この本には知ってる人も出てるんで買った。


 第一章 逃げない 吉野裕和 

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 タイでボクシングやムエタイに修行に来てる人はたいてい、日本で稼いだ金を貯めてタイに来て、それ

を崩しながらタイでの武者修行を行なってる。

 この人もそうやったみたやな、

 大学を出て会社に勤めるも、25歳の時に自分の夢「ルンピニーのリングに上がりたい」というのを実

行に移すために会社を辞めたのだった。

 逃げないという題名はこの人がずっと会社を辞めたことを逃げたって後ろめたく思ってるからなんやけ

ど、意外とあっさり夢がかなう。

 二戦目にルンピニーのリングに上がるのだ。

 しかし、試合は急遽、国際式に変更されて試合も負けてしまう。

 おまけにコンタクトをつけて試合に出なければいけないほど目が悪いのがわかりジムの会長に試合を組

んでもらえなくなるのだった・・・

 彼はその後、タイで会社を興すために頑張るのだ。


 第二章 強くなりたい 伊藤綾子

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 結構べっぴんさんですなぁ~

 オイラはこんな人が殴りあい、蹴りあいするのあんまりみたくないけどな~

 この人はパックツアーでタイに行ってムエタイを見て、そのままのめりこんで行ったみたい。

 人生、どんな時にどんな出会いがあるかわからんなぁ・・・

 彼女は子供の頃お父さんによく殴られていたらしく、ずっと強くなりたいって思ってたみたい。

 それと、普通に暮らすのが嫌なんだそう。

 この本10年以上前の本やから今どうしてるのかな?


 第三章 孤独を求める 廣田 中(ひろた あたる)

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 この人には、あった事がある。

 第四章の山田さんがオイラの家に連れてきたのだ。

 一時期、格闘技雑誌にも名前が載ってたもんである。

 リングネームはアタル・ジッティージム。

 大学にいきながらキックのジムに通うが、ちゃんと教えてくれないんで大学もジムもやめてタイに。

 タイですぐにデビューして、3ヶ月で9試合(8勝 1敗)という活躍。

 題名の孤独を求めるって言うのはこの人の性格と求道心がそうさせてる。

 オイラが会ったときも言葉少なであんまり会話した記憶がないんやよな・・・

 日本には逆輸入でデビューしてたけど、あんまり活躍してなかった。

 キックとムエタイって似てるようで違うからキックは肌に合わんかったんやろうな~

 
 第四章 燃え尽きる 山田秀行

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 この山田さんがオイラの知り合い。

 タイで知り合ったんじゃなく、日本に帰ってきてからムエタイ関係の人に紹介された。

 別に頻繁に連絡しあったり、会うこともないんやけど今でもたま~に、メールくれる。

 確か、オイラより2つ3つ、年が上だったんで、会った時には30歳ぐらいやった。

 でも山田さんは一向にやめる気配もなくずっと続けてたんやよなぁ~

 ちょっと前にさすがにやめるってメールあったけどその後もタイで野良試合に出てて

 「全然、やめてないじゃないですか~!」

 ッていうたもん(笑)
 
 山田さんは、18歳の頃にキックを始めて2年ぐらいでいったんやめてる。

 その後は普通に生活してたが25歳ぐらいにキックが懐かしくなりビデオを見たりするマニアに。

 当時はあれた生活をしてアル中状態だったらしいのだが、28歳になってタイに渡るのであった。

 
 しかし山田さん、燃え尽きれてないんやろうなぁ・・・


 第五章 終わらない 鈴木秀樹

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 オイラこの人とは会ったことはないのだが、山田さんや他のキック関係の人から話をよく聞いてた。

 タイで、イングラムムエタイジムというジムを経営してるのだ。

 でもここに書かれてるんはまだジム経営をする前のこと(オープンは2002年)、タイで会社員をし

てる。

 日本で伊達秀騎のリングネームで戦っていたが、伊達を終わらせるためにタイに来たのだった。

 そういえば、オイラも鈴木さんの名前最初に聴いたの伊達さんやったなぁ~

 今は鈴木さんって言う人が多いから伊達は終われてたんやろうな。


 タイという国には、日本人が凄く多い。

 日本の企業もいっぱいあるんで日本から赴任してるサラリーマン、安宿にはバックパッカーがたむろし

てるみたいやし。

 そして、ムエタイジムにも日本人はちょこちょこおる。

 日本にいて普通に生活してると海外で、格闘技やるって物凄い冒険に感じるけど向こうにいる人って

淡々とやってるんやよなぁ~

 

 一時期はやった「自分探し」って言葉オイラ嫌いなんやよな・・・

 海外に出たって自分なんて見つからんやろ?

 自分を見つけるのってもっと自分に向き合うことやと思うけどな。

 海外に出たら色々なものが見れて、良い体験も出来ておもしろいけどそこで見つけた自分を日本に持っ

て帰ることは出来ない気がする・・・
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